3/9【NOAH】きっかけは“卓球"、「新陳代謝が必要」 横浜GHCジュニアタッグ戦へタダスケ&HAYATA組が公開会見
あす(10日)の3・10横浜文体大会で小川良成&鈴木鼓太郎の持つGHCジュニアタッグ王座に挑戦するタダスケ&HAYATA組が、決戦の地にほど近い有隣堂伊勢佐木町本店で公開会見に臨んだ。
これまでノアではタダスケは原田大輔、HAYATAはYO-HEYと組み続けてきたが、実はタダスケ&HAYATA組は大阪プロレス時代、長期間タッグを組んでいた。そのきっかけが「卓球のダブルスで大惨敗したこと」だったことを明かしたタダスケが、やたらと「卓球エピソード」にこだわって笑いを誘ったものの、「組むのは(原田よりも)HAYATAのほうがやりやすい」と言い切ってみせた。
一方で「HAYATAはYO-HEYと組んでた時、むっちゃ目立ってたじゃないですか。それがムカついてた部分もあって。だから俺は原田とも組んで、HAYATAとYO-HEYをいつか負かしたい…っていう思いも残ってるんですよ。今回は組みますけど、いずれそういうチャンスがあればリベンジしたいんで、絶対原田とのタッグも辞めないっす」とも明かした。
王者の小川&鼓太郎組については「いまだに小川良成と鈴木鼓太郎がベルト巻いて何がおもろいねんって話で。“新陳代謝"が必要だと思うんですよ」と主張し、「自分らのペースで試合しようとしますよね、あの人ら。そこは絶対に付き合わないっていうか。そのペースに乗らないようにはしたい」と話した。ちなみにHAYATAはいつも通り寡黙だったが、HAYATAの耳打ちを受けたタダスケがことごとく「笑い」に昇華させ、HAYATA&YO-HEY組とはまた違った?魅力も垣間見せていた。
【会見におけるタダスケ&HAYATAのコメント】
――王座戦に向けた意気込みを
▼タダスケ「まずはですね、挑戦につきまして、この会見ばりに何も考えずに挑みました。勢いですね。ただ“ムカついた"ってだけの理由ですね。いまだに小川良成と鈴木鼓太郎がベルト巻いて何がおもろいねんって話で。“新陳代謝"が必要だと思うんですよ。HAYATAが予想外の動きをして、それに感化されてベルト挑戦を表明したワケです。勢いで。なのでこの勢いのままベルト獲っていきたいと思います」
▼HAYATA「同じや…」
――実は大阪プロレス時代に長く組んでいたというが?
▼タダスケ「最初は成り行きでしたね。もともと別のヒールユニットに入っていて、完全に敵対してて、組むことなんて絶対無いやろなって思ってたんですけど、あるきっかけで同じチームになったんですよ。その時、寮に住んでて、部屋が隣同士だったんですよ。ある日『卓球しにいきましょう』ってなって、しかもダブルスでやろう…となって。まぁ相手は別のレスラーがいたんですけど、その時に思いのほか……大惨敗しまして。勝てなかったんですよ。それがすっごい悔しくて、これはプロレスでやり返さなアカンと思って。で、それを上層部が見てたんですよ。卓球やってるところを。そんで自然としれーっとタッグが組まれるようになったんですよ。そっからですね、ええ」
――卓球での悔しさ…は分かったが、プロレスのタッグとしてはどれほど息のあったタッグチームだった?
▼タダスケ「卓球じゃダメですか?」
――プロレスの会見ですので…
▼タダスケ「(※構わず無視して)で、サーブ打つ時に、球を自分が持ってると見せかけて、HAYATAが持ってた…っていうのをやったんですよ。それが思いっきり決まって、気持ちよかったです」
――…ありがとうございました
▼タダスケ「ちゃんと話します(笑) どこまで話しましたっけ?」
――卓球のサーブの話…
▼タダスケ「…プロレスの話ですね(笑) で、二人でタッグを組んでタッグフェスティバルに出場して、優勝しちゃったんです。そのままヒールユニットもやめて、ボスラーテルの原田大輔と“グレア"っていうユニット作ったんですよ。その後も大阪府立第一で二人でベルトにも挑戦して巻いちゃったんですよ。手が合うっていうか、HAYATAもしゃべらないんで。こっちがサポートして、拾っていって。手が合うかもしれないというのは、卓球の時から分かってたんですけど…」
――ノアでは原田と組んできたが?
▼タダスケ「組むのはHAYATAのほうがやりやすいんですよ。しかし! やっぱり嫌な部分もあって。HAYATAはYO-HEYと組んでた時、むっちゃ目立ってたじゃないですか。それがムカついてた部分もあって。だから俺は原田とも組んで、HAYATAとYO-HEYをいつか負かしたい…っていう思いも残ってるんですよ。今回は組みますけど、いずれそういうチャンスがあればリベンジしたいんで、絶対原田とのタッグも辞めないっす」
――タダスケ選手はいまだノアではベルトを巻いていないが?
▼タダスケ「この二人で獲ったら何か起きそうじゃないですか。新しいこと」
――小川&鼓太郎の警戒点は?
▼タダスケ「自分らのペースで試合しようとしますよね、あの人ら。そこは絶対に付き合わないっていうか。そのペースに乗らないようにはしたい。マトモなこと言いましたね…」
――HAYATA選手は?
▼タダスケ「そろそろ何かしゃべってもいいんじゃないですか? むっちゃ“しゃべり"でしょ? 知ってますよ」
▼HAYATA「…………(※タダスケに耳打ち)」
▼タダスケ「説明しましょう…。“同じや"と言ってました」
――横浜文体からロゴも変わってリニューアルしたノアとなるが?
▼タダスケ「こんなロゴなんやな…って思いましたね。なんか“シュッ"としましたね。ぶっちゃけ前のロゴが良かったか…と言われても、そんな思い入れもなく。これを背負って新しいノアを引っ張っていきたい、と思いました」
――HAYATA選手は?
▼タダスケ「ロゴについて思うこともいろいろあるでしょう?」
▼HAYATA「…………(※タダスケに耳打ち)」
▼タダスケ「そんなこと言っちゃいますか。いろいろ考えてるんですねえ。特にないそうです」