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3/16【NOAH】新体制ツアー初戦も清宮締めた ヘビー王者にRATEL'S猛チャージも

『Spring Navig. 2019』愛媛・松山市総合コミュニティセンター 企画展示ホール(2019年3月16日)
○清宮海斗&小川良成&YO-HEYvs原田大輔&HAYATA&タダスケ×

 新ロゴ、新リングマットで初めて迎えるツアー開幕戦でも若きGHCヘビー級王者・清宮がメイン締め。RATEL'Sの猛チャージに遭いつつも、新生ノアの“主役"を改めて印象づけた。

 ノア新体制・本格発進となった3・10横浜文体で、近年ノアの象徴的存在・丸藤正道を破ってGHCヘビー級王座を死守。新生ノアの“主役"として歩みだした清宮は、移行後初のツアー開幕戦でもメインに立った。

 小川&YO-HEYと組んで、“復活"した原田&HAYATA&タダスケのRATEL'Sトリオと対決。ジュニアの闘いの中にひとりヘビー級が混ざる形で、“ヘビー級"に激しい対抗心を燃やす原田率いるRATEL'Sの猛チャージに遭った。

 終盤には合体式のダイビングフットスタンプやトリプルトラースキックまで浴びたものの、最後は得意のカウンター・ドロップキックでタダスケの動きを止めるや、ブリッジの利いた投げ捨てジャーマンやエメラルドフロウジョン式のスクラップバスターと畳み掛け、必殺のタイガースープレックスで仕留めてみせた。

 新体制本格移行後のツアー開幕戦でもメイン締め。改めて新生ノアの“主役"を印象づけた清宮は「今日、ここ松山から新体制ノアの新シリーズが開幕しました。新しい景色をこれからどんどん創っていくために、一試合一試合全力で戦っていきますので、皆さん応援よろしくお願いします! 駆け上がる、みんなと一緒に!」とマイクで叫んで締めくくり、観客一人ひとりと丁寧に触れ合って感謝した。

 とはいえ、ヘビー級のみならずジュニア勢からも対抗心を燃やされて“針のむしろ状態"。それでも「敵だらけなので。だからこそ俺と拳王で、他の選手にぐうの音が出ないほど上り詰めて、二人で景色を変えていきたいと思います」と前を向いた。ノア最後のスターレーン興行となるあす(17日)の博多大会では、「ノアを再びメジャー団体に」を合言葉に再合体を果たした拳王とのコンビがスタートする。


【試合後の清宮】
――新体制でのツアー初戦も勝利で締めくくったが?

▼清宮「相手は凄いチーム力で何度も危ない場面もあったんですけど、松山。この間来た時よりもさらに熱くなってて、負けられない!ってみんなの声に背中を押してもらえたのは大きかったですね」

――RATEL'Sがヘビー級王者の見せ場を全部奪う勢いで猛チャージを仕掛けてきたが?

▼清宮「やっぱり僕はヘビーのチャンピオンとして負けるつもりは無かったですし、これからも僕が“トップ"でノアを引っ張っていかないといけないんで。ジュニアの選手に手こずってる場合じゃないんで、最後は気持ちで持っていきました」

――ジュニアから存在感でも勝負を挑まれた形となったが、改めて敵は多い?

▼清宮「そうですね。敵だらけなので。だからこそ俺と拳王で、他の選手にぐうの音が出ないほど上り詰めて、二人で景色を変えていきたいと思います」

――あすの博多では拳王とのコンビがスタートするが?

▼清宮「相手は50ファンキーパワーズ。前タッグチャンピオン。凄く実力はあると思いますけど、今の俺と拳王の勢いなら誰にも止められないと思いますんで、必ず俺たちが勝って新しい景色を見せたいと思います」

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