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3/19【WWE】WMユニバーサル王座戦へレスナー挑発でロリンズ敗戦、アングルが引退試合の相手にコービン指名

 ロウが米国現地時間3月18日、イリノイ州シカゴのオールステート・アリーナで開催された。

 この日のオープニングにユニバーサル王者ブロック・レスナーが登場し、『レッスルマニア35』での挑戦者セス・ロリンズを挑発し、敗戦に追い込んだ。レスナーのマネージャーであるポール・ヘイマンが「レスナーはAJスタイルズやダニエル・ブライアン、フィン・ベイラーにも勝っている」とユニバーサル王者を称賛し、「そしてセス・ロリンズは今夜ザ・シールド因縁の相手ドリュー・マッキンタイアと対戦するみたいだな」と続けた。するとマッキンタイアがステージに登場し、「レッスルマニアの新しい対戦相手を探しておけ。今夜、俺がロリンズを倒すからレッスルマニアには間に合わないぞ」と忠告したが、ロリンズが背後から襲撃。パイプイスでマッキンタイアをめった打ちにし、レスナーにも襲いかかろうとしたが、レスナーは余裕の表情で場外に回避。両者がにらみ合うと、レスナーはベルトを掲げてロリンズを挑発しながらその場を後にした。この日のメインでロリンズがマッキンタイアと対戦し、必勝パターンに持ち込んだが、レスナーがステージに現れて再び挑発。これに気を取られたロリンズはマッキンタイアのクレイモアを食らって3カウントを聞いてしまった。レッスルマニアでのユニバーサル王座戦を前にロリンズとレスナーの遺恨はさらに深まった形となった。

 『レッスルマニア35』での引退試合を控えるカート・アングルがバロン・コービンを最後の相手に指名した。「闘いたい相手は多いが、倒したい相手はGMとしての俺を苦しめたバロン・コービンだけだ。あいつからタップアウトを奪うこと以上に幸せなことはない」と理由を説明したアングルは、チャド・ゲーブルと対戦し、アンクル・ロックで快勝。試合後、ステージに現れたコービンは「お前からGMの仕事を奪ってとても気分が良かったよ。引退試合では圧倒して恥をかかせてやる」と不敵な笑みとともに通告し、受けて立つ構えをみせた。

 ロウ女子王者ロンダ・ラウジーがデイナ・ブルックを下し、王座防衛に成功。夫・トラヴィス・ブラウンの眼前で大暴れをみせた。『レッスルマニア35』でベッキー・リンチ、シャーロット・フレアーとのトリプルスレット戦を控えるロンダは番狂わせを狙うデイナを寄せつけず。前蹴りをつかまれて平手打ちを食らっても、飛びヒザ蹴りでお返し。なおもヒザの連打を浴びせると、最後はアームバーで秒殺して防衛を決めた。が、試合後もロンダは技を解かず。制止に入ったレフェリーを押し倒した。最前列で観戦していた夫で格闘家のトラヴィス・ブラウンのもとへ向かったロンダは、取り囲んだ警備員と乱闘を展開。ブラウンも警備員を殴り倒して加勢する中、止まらないロンダは悪態をつきながらその場を後にした。

 PPV大会『レッスルマニア35』は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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