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3/20【WWE】キングストンがガントレット戦制すもビンス会長の強権発動でWWE王座挑戦権逸す

 スマックダウン、205 Liveが現地時間19日、インディアナ州インディアナポリスのバンカーズ・ライフ・フィールドハウスで開催された。

 コフィ・キングストンが『レッスルマニア35』でのWWE王座挑戦権をかけたガントレット戦に臨んだ。先週、ビンス・マクマホン会長にWWE王座挑戦を訴えたキングストンは「レッスルマニアに行くには来週のガントレントマッチでこの5人を倒せ」と条件を提示された。勝てばレッスルマニアでのWWE王座戦が実現するとあって燃えるキングストンはシェイマスをトラブル・イン・パラダイス、セザーロをSOSでそれぞれ撃破。ローワンからパイプ椅子攻撃を食らって反則勝ちを拾ったものの、ベアハグやアイアンクロー・スラムによってダメージを負った。それでもキングストンは4人目のサモア・ジョー、5人目のランディ・オートンを何とか破ってガントレット戦に勝利。ニュー・デイのメンバーとともに喜びを爆発させた。が、それもつかの間、ビンス会長が現れ、強権を発動。「おめでとう! しかし、レッスルマニア行きにはもう1人倒さないといけないぞ」とさらなる関門としてWWE王者ダニエル・ブライアンとの対戦を用意した。満身創痍のキングストンは最後の力を振り絞って立ち向かったものの、ブライアンのランニング・ニーに沈んで3カウント。レッスルマニアでのWWE王座戦は夢とついえた。

 レッスルマニアでロウ女子王者ロンダ・ラウジーに挑戦するベッキー・リンチとシャーロット・フレアーがケビン・オーエンズのKO SHOWにゲスト出演した。オーエンズが「これはKO SHOWだ! 意気込みを語ってもらおう」と呼びかけると、立ち上がった2人はリング中央で対峙。「ベッキーをぶっ倒す」とシャーロットが通告すると、ベッキーは顔面を殴って返答。これに激怒したシャーロットが応戦し、2人は馬乗りになって殴り合う乱闘に発展。止めに入るレフェリーや警備員にも暴行を加えてKO SHOWは大荒れで終わった。

 戸澤陽が205 Liveでマイク・ケネリス(with マリア・ケネリス)と対戦した。ケネリスは元ROHで、2014年にはマイケル・ベネットの名で新日本に参戦している。戸澤がサッカーボールキックやセントーンで攻め立てたが、ケネリスもカウンターのスーパーキック、スーパープレックスで応戦。シャイニングウィザードをさく裂させた戸澤は、ミサイルキック、オクトパスホールド、風車蹴りの波状攻撃に出たものの、マリアの介入に気を取られてしまう。それでも戸澤はダイビング・セントーンを繰り出したが、これをヒザで迎撃されると最後はケネリスのローリングカッターを食らって3カウントを聞いた。

 クルーザー級王座挑戦権をかけたトーナメント決勝戦が行われ、セドリック・アレクサンダーとトニー・ニースが激突。ニースがランニング・ニースで勝利し、レッスルマニアでの王者バディ・マーフィーへの挑戦権を獲得した。

 PPV大会『レッスルマニア35』は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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