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3/21【NOAH】GTLへ清宮&拳王が早くも“本命"宣言 タッグ王者AXIZに連勝

『Spring Navig. 2019』石川・金沢流通会館(2019年3月21日)
○清宮海斗&拳王&HAYATAvs中嶋勝彦&潮崎豪&熊野準×

 4月開催のグローバル・タッグリーグ戦(GTL)に向けた前哨戦で、“新生ノア"けん引の両輪となることを誓った清宮&拳王組が、現GHCタッグ王者の“AXIZ"中嶋&潮崎組に連勝。最終前哨戦となる3・29後楽園大会を待たずに、早くも“本命宣言"を放った。

 ともに優勝候補となる両チームは、前夜(20日)の大阪・豊中大会でも対決。清宮&拳王組が先勝していた。この日の金沢大会でもメインで激突し、清宮と潮崎が激しく火花を散らせば、拳王と中嶋も猛烈な“蹴撃戦"を繰り広げて場内も熱を帯びた。

 終盤には相手方の熊野が清宮相手に気を吐いてアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げたものの、拳王がカット。返す刀で拳王は中嶋を右ミドルで、潮崎をオーバーヘッド式の延髄斬りでことごとく排除だ。すかさず孤立した熊野に清宮がカウンターのドロップキックを放つと、続けざまに拳王も蹴暴(ランニングローキック)をズバリ。さらに清宮が急角度ジャーマン、エメラルドフロウジョン式スクラップバスター…と畳みかけ、最後はこだわりのタイガースープレックスホールドで固めて熊野から完璧な3カウントを奪ってみせた。

 間接的ながら、これでタッグ王者の“AXIZ"に連勝。しかも3・17博多大会のタッグ始動戦以来、実に4大会連続でメインを締め、新生ノアの“象徴タッグ"たるところを印象づけた。

 続く3・29後楽園大会では、GTLに向けたAXIZとの“最終前哨戦"に臨むが、拳王は「一応、タッグチャンピオンだし、一番の強敵だと…思ってたけど! 俺たちの気持ち、ここ数戦で分かっただろ? タッグチャンピオン? 甘えてんじゃねえよ! ちょっとは俺たちの熱い気持ちに応えられる対戦相手になってみろよ! あぐらかいてんじゃねえぞ!?」と“王者失格"のらく印。「本命なんて1チームしかいねえだろ。誰だか分かるか? 俺と清宮だ!」と、後楽園を待たずして“GTL本命宣言"を放ってみせた。


【試合後の清宮&拳王】
――今日もAXIZに勝って、これで4大会連続で二人でメインを締めたが?

▼拳王「この結果が俺たちの気持ちを現してるだろ!? 4連勝? こんなもんじゃねえぞ? タッグリーグも優勝するに決まってんだろ。俺たちが新生ノアを引っ張っていくんだ。新しい景色を見せるんだ。その気持ちが結果に現れてるだけだ!」

▼清宮「俺たちは馴れ合いでタッグを組んでるワケじゃないけど、信じあってるから。信頼してるんで。俺たちのその“ハート"を、あのタッグチャンピオンは超えられないと思うんで、後楽園でも必ず勝って、タッグリーグに臨みたいと思います」

――タッグリーグに向けてあらゆるチームがアピールしている状況だが、一番の強敵はAXIZである認識に変化はない?

▼拳王「一応、タッグチャンピオンだし、一番の強敵だと…思ってたけど! 俺たちの気持ち、ここ数戦で分かっただろ? タッグチャンピオン? 甘えてんじゃねえよ! ちょっとは俺たちの熱い気持ちに応えられる対戦相手になってみろよ! あぐらかいてんじゃねえぞ!?」

▼清宮「俺たちの目標はノアのトップに立って、そこから景色を変えていくことなんで。まずは二人でトップに立つこと。敵はチャンピオンチームのAXIZしかいません」

――“本命"としてタッグリーグ戦を迎える?

▼拳王「もちろん。本命なんて1チームしかいねえだろ。誰だか分かるか? 俺と清宮だ!」

▼清宮「俺たちが必ず優勝します」

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