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3/27【全日本】入団後初のCCへ石川が前哨戦制す 「石川修司ここにありを示す」

『2019 DREAM POWER SERIES』最終戦 神奈川・横浜ラジアントホール(2019年3月27日)
○石川修司&宮原健斗&ゼウスvs岡林裕二&ディラン・ジェイムス&青柳優馬×

 石川がチャンピオン・カーニバルAブロック前哨戦で青柳を粉砕。「全日本プロレスに石川修司ありっていうのを示したい」と全日本入団後、初めて迎える春の祭典制覇を誓った。

 春の祭典・カーニバルは4・4後楽園大会で開幕。4日後に控える過酷なリーグ戦へ向けた前哨戦がこの日2試合組まれ、メインイベントではAブロックの現王者・宮原&石川&ゼウスの歴代三冠王者トリオと、岡林&青柳&ディランが激突する豪華6人タッグが実現した。

 中でも気を吐いたのは大巨人・石川だ。のっけから岡林相手に真っ向勝負を展開し、エルボー連打と逆水平連打を打ち合った。場外戦でもエルボーと逆水平のラリーを展開。開幕戦での激突へ向けて激しく火花を散らした。

 終盤には混戦模様の中、味方である宮原をランニングニーリフトで蹴散らして不敵な笑みを浮かべた石川。孤立した青柳にファイアーサンダー、ランニングニーリフトの猛攻を浴びせると、最後はスプラッシュマウンテンを爆発させて豪快に勝利を決めた。

 カーニバル前哨戦を制した石川は試合後のリング上で「今、宮原の時代と言っても確かに間違ってない。若い世代が変えようとしてるのかもしれない。でも俺や諏訪魔選手のような40代、結果変えてみせますよ」と逆下剋上宣言。「3、2、1、俺たちは全盛期だオイッ!」の叫びで締めた。

 3年連続3度目の出場となる今年、2017年以来2年ぶり2度目の優勝を狙う。しかも今年1月に全日本入団以来、初めて迎える春だ。「俺が先頭でチャンピオン・カーニバル優勝して、もう一回あのトロフィー掲げて、全日本プロレスに石川修司ありっていうのを示したい」と誓った石川は、初戦で当たる岡林に照準を定め、「直球しか狙わないピッチャーと一緒で、変化球なしでどっちが頑丈か、どっちが強いか、真正面で証明できたら、これで一気にいけると思うんで、4日から爆発したい」と見据えていた。

【試合後の石川】
▼石川「もうリング上で言った通り。初めて全日本プロレス所属としてチャンピオン・カーニバル出るんで、優勝しないと収まらないと思うんで。今、全日本プロレス、宮原健斗が顔だと思うんですけど、それ1個じゃ俺もつまらないと思うんで。みんな先頭走りたいと思ってるんで。みんなもそう思ってると思うんですよ。その中でせめぎ合って、俺が先頭でチャンピオン・カーニバル優勝して、もう一回あのトロフィー掲げて、全日本プロレスに石川修司ありっていうのを示したいなと思います」

――初戦の相手の岡林と激しくやり合ったが?

▼石川「大日本時代からね、ずっと正面衝突してるのは、変な意味じゃなくて楽しくて、もう直球しか狙わないピッチャーと一緒で、変化球なしでどっちが頑丈か、どっちが強いか、真正面で証明できたら、これで一気にいけると思うんで、4日から爆発したいなと思います

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