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3/27【全日本】Bブロック前哨戦 諏訪魔がヨシタツ絞殺「優勝するのは俺」、野村がジェイクと火花「お前ぶっ倒して優勝だ」

『2019 DREAM POWER SERIES』最終戦 神奈川・横浜ラジアントホール(2019年3月27日)
○諏訪魔&野村直矢vsジェイク・リー&ヨシタツ×

 諏訪魔がチャンピオン・カーニバルBブロック前哨戦を制し、「優勝するのはこの俺」と豪語。野村は火花を散らしたジェイクに、「お前をぶっ倒して優勝する」と通告した。

 チャンピオン・カーニバル開幕は8日後。春の祭典へ向けたBブロック前哨戦がセミファイナルで組まれ、諏訪魔&野村とジェイク&ヨシタツが激突した。2008年以来、優勝から遠ざかっている諏訪魔だが、石川との暴走大巨人で世界タッグに返り咲いたばかりとあって好調を持続。ヨシタツのスワンダイブ式ミサイルキックやヨシタツ幻想(ファンタジー)で攻め込まれる場面もあったが、CBJを食い止め、ラリアット、バックドロップで一気に逆転すると、諏訪魔幻想(トラウマ)でレフェリーストップに追い込んだ。

 Bブロック前哨戦に勝利した諏訪魔は「優勝するのはこの俺だよ」と断言。昨年の公式戦で敗れているヨシタツへのリベンジも宣言した。「ジェイクと野村も威勢いいね。あんなギラついたところみたらさ、俺もまだまだ負けてられないよね」と新世代の台頭にも刺激を受けている諏訪魔は、「俺が優勝する。そこからまたベルトだな。俺がいくよ」とキッパリ。その先に石川との夢の5冠戦実現を見据え、諏訪魔はこの春、復権に乗り出す。

 諏訪魔が健在ぶりを示した一方で野村とジェイクの新世代対決が激しく火花を散らした。先発で向かい合った両者は慎重な探り合いを展開したが、場外戦に移るとジェイクがヒザ蹴り、サッカーボールキックで先手を取った。野村も負けてはいない。ジェイクのジャイアントキリングをキャッチし、STFで捕獲。真っ向からエルボー合戦を展開し、ジェイクがフルスイングの一発で競り勝っても、追尾式ジャンピングエルボーで応戦して譲らず。スピアーをニーリフトで迎撃されても意地で立ち上がり、スピアーを突き刺した。

 最後はパートナーの諏訪魔がヨシタツを絞殺して勝利。その間、野村は場外でジェイク相手にエルボーで殴り合い、終了のゴングが鳴っても近距離でにらみ合った。そしてマイクを持つと「ここに立ってる奴ら全員ぶっ潰します。俺が優勝。そしてそのためにはまずはジェイク・リー、お前をぶっ倒す」と通告した。

 野村が狙うはカーニバル初優勝による三冠早期再挑戦実現、そして至宝ベルト初戴冠だ。そのためにもまずはジェイクを初戦撃破し、一気に波に乗るつもり。「やっぱりさ、チャンピオン・カーニバル、若い俺が優勝した方が面白いでしょ。諏訪魔とかベテランうっとうしい、目障りだ」と言ってのけた野村は「ジェイク。まずはお前をぶっ倒す。お前しかみてねぇよ。お前をぶっ倒してその勢いで優勝だ」と同世代のライバルを意識しながら強気に吠えていた。

【諏訪魔の話】「ジェイクと野村も威勢いいね。あんなギラついたところみたらさ、俺もまだまだ負けてられないよね。俺が優勝する。そこからまたベルトだな。俺がいくよ」

【野村の話】「やっぱりさ、チャンピオン・カーニバル、若い俺が優勝した方が面白いでしょ。諏訪魔とかベテランうっとうしい、目障りだ。ただよ、開幕戦、ジェイク。まずはお前をぶっ倒す。お前しかみてねぇよ。お前をぶっ倒してその勢いで優勝だ」

【ジェイクの話】「俺の蹴りを食らってもあの人は何度も何度も打ち返してきた。この何年、いや何ヵ月か。あの人はすっかりまた一つ大きくなった。だからこそ倒しがいがある。ヨシタツ選手、諏訪魔選手もみんな公式戦で当たる相手だ。俺が、俺が、俺が勝たせてもらいます」

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