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4/7【全日本】アジアタッグの借りCCで返す 大地がジェイクに雪辱で2連勝

『2019 Champion Carnival』愛知・名古屋国際会議場(2019年4月7日)
「2019 Champion Carnival」Bブロック公式戦=○橋本大地vsジェイク・リー×

 大地がジェイクに雪辱を遂げて2連勝。優勝の先にアジアタッグ再挑戦も見据えた。

 初戦でドラゲー吉田に苦杯をなめた大地だったが、前夜の木更津大会では初来日のレッドマンに苦戦を強いられながらも初白星をもぎ取った。続く3戦目となったこの日はジェイクとの注目対決が実現。3・21名古屋大会のアジアタッグ王座決定戦(ジェイク&岩本vs大地&神谷英慶)でジェイクにピンフォール負けを喫しているが、所も同じ名古屋でリベンジのチャンスが訪れた。

 序盤からともに得意とする打撃戦の様相を呈したが、まずは大地がドラゴンスクリューでもん絶させて流れをつかんだ。串刺しシャイニングウィザードを挟んで、もう一発ドラゴンスクリューをさく裂。負けじとジェイクはキャプチュードで逆襲し、DDT、ランニングローキックでたたみかけたが、ジャイアントキリングは大地がキャッチ。ヒザ蹴り、ローキックで再び足攻めに出ると、STFで絞め上げた。

 耐えたジェイクもシャイニングウィザードを不発に終わらせ、ジャイアントキリングをぶち込んだが、バックドロップの構えに入ったところに大地がヒザ蹴りをカウンターでグサリ。すかさずシャイニングウィザードを発射して3カウントを奪った。

 大地がジェイクにリベンジを果たし、アジアタッグの借りをカーニバルで返した。初戦黒星から一転して2連勝。上昇気流に乗りつつある。これでジェイクとは1勝1敗。大地は「蹴り応え感じたのかもしれないけど、もう一回やりたいね、ジェイク・リーと。面白い俺は。相手がどう思うか知らんけど。どんな形でも俺は何回でもやりたい」と続きを希望した。

 大地が見据える舞台はアジアタッグ戦だ。「俺がちゃんとこのチャンピオン・カーニバル優勝して、ちゃんとタイトルマッチやらせてくれって言うからさ」と優勝の先に再挑戦を描いた大地は、大日本5・5横浜文体で河上隆一&菊田一美との初防衛戦を控えるジェイクに向かって「俺らしっかりちゃんと頼みにいくから。それまでしっかり大事に持っといてくれ。頼むよ」とエールを送った。

 そのためにも、まずは自身が春の祭典で優勝を勝ち取るのみ。大地の次戦は4・16浜松大会。諏訪魔との初シングルを控える。一方、ジェイクは開幕2連敗で白星なし。次戦は4・9松江大会のレッドマン戦。ここで3連敗を喫するようなことがあれば、序盤から早くも厳しい状況に追い込まれてしまう。

【大地の話】「あぁ、きつかった。身長も体もでかいときついね。でもさ、俺も大日本でもっとでかい奴と当たってるからさ、そんなことたぶん言い訳にしちゃダメなんだよ。蹴りを言うほど使う人じゃないけど、一撃必殺の蹴りとか持ってる選手だからさ。俺だってヒザやられた時の痛みよく知ってるし。だからこそ何だろう。蹴り応え感じたのかもしれないけど、もう一回やりたいね、ジェイク・リーと。面白い俺は。相手がどう思うか知らんけど。どんな形でも俺は何回でもやりたいし。そこだよな。あのさ、前回、俺、敗れてんだよ、あいつにさ。でも今日あいつからピン獲ったぞ。この意味どういうことかわかるか? でも安心してくれ。俺がちゃんとこのチャンピオン・カーニバル優勝して、ちゃんとタイトルマッチやらせてくれって言うからさ。その時までちゃんと持っといてくれよ。ウチの人間応援してないってわけじゃないけど、俺ら大神から獲ったんだから、しっかり持っといてくれないと困るんだよ。そしたらちゃんとしっかり俺らがまたタイトルマッチお願いしにいくから。(河上&菊田とのタイトルマッチが)無理やり勝手に組まれたらしいじゃん。違う? 俺らしっかりちゃんと頼みにいくから。それまでしっかり大事に持っといてくれ。頼むよ」

【ジェイクの話】「クソ。カウンターでこっちが得意としてるヒザで合わせやがって。橋本大地はもう一回とチャンスをくれた。そりゃそうだ。アジアタッグで俺が獲ってんだからな。とにかくもう2敗か。クソ…」

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