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4/17【WWE】カイリがスマックダウンデビュー、アスカとのタッグ快勝始動、レインズがスマックダウンに電撃移籍

 スマックダウンが現地時間4月16日、カナダ・ケベック州モントリオールでスマックダウンが開催された。

 この日のオープニングはKOショーでスタート。ケビン・オーエンズがゲストとしてニュー・デイのWWE王者コフィ・キングストンとエグゼビア・ウッズを呼び入れた。ビックEが負傷欠場中とあって、オーエンズは「今夜、2人は中邑&ルセフと対戦するようだが、俺が“ビックO"としてニュー・デイのメンバー入りするのはどうだろう?」と提案した。会場から“イエス"チャントが発生する中、オーエンズはニュー・デイの衣装やユニコーンの角を付けてアピールし、ニュー・デイ入りを決めた。

 オーエンズ&キングストン&ウッズのニュー・デイと対戦したのは、中邑&ルセフ&セザーロ。WWE王者と対戦するチャンスを得た中邑はスピンキックやハイキックでウッズを攻め込んだ。セザーロもセザーロスイングからシャープ・シューターでキングストンを追いつめたが、最後はルセフがキングストンのトラブル・イン・パラダイス、オーエンズのスタナーを立て続けに食らって3カウントを奪われてしまった。

 カイリ・セインがスマックダウンデビューでアスカと組んで快勝だ。この日、女子2冠王者ベッキー・リンチがリングに登場すると、王者を挑発するかのように次々と女子スーパースターが集結。スマックダウン移籍となったエンバー・ムーンとベイリーサプライズ登場すれば、WWE女子タッグ王者アイコニックス、マンディ・ローズ&ソーニャ・デビルも姿を現した。そして、新タッグチームを送り込むと予告していたペイジが登場すると、“革命的な新チーム"としてアスカとカイリを紹介。NXTから昇格を果たしたカイリがスマックダウンデビュー戦でアスカ、ベイリー&エンバーと組んで8人タッグ戦に臨むことになった。女子8人が白熱の攻防を展開する中、アスカ&カイリは躍動。アスカがバックフィストからリバースDDTでペイトン・ロイスを沈めると、最後はカイリがインセイン・エルボーをさく裂させて3カウント。アスカ&カイリがタッグ初戦で白星発進し、カイリはスマックダウンデビュー戦を自らの勝利で飾り、その実力をみせつけた。試合後のインタビューでカイリが「尊敬するアスカさんとタッグを組んで出場できて本当にうれしいです。ベルト獲りましょう!」と呼びかければ、アスカも「いろいろ教えつつ、刺激も受けつつタイトル行きましょう」とベルト奪取を宣言した。

 前日のロウに続き、スマックダウンでもスーパースター・シェイクアップが行われ、ローマン・レインズの電撃移籍が発表された。エンディングに登場したビンス・マクマホン会長は歴史的な“獲得"を発表して会場を煽ったものの、登場したのはアライアス。「黙れ」と観客を罵倒してギターを弾き出すと、そこへレインズがサプライズ登場した。スマックダウン移籍となったレインズはアライアスとビンス会長をスーパーマンパンチで蹴散らし、「今からスマックダウンは俺の庭だ」と言い放った。レインズの他にもフィン・ベイラー、アライアス、ベイリー、エンバー・ムーン、カイリ・セイン、ラーズ・サリバン、バディ・マーフィー、リブ・モーガン、チャド・ゲイブル、アポロ・クルーズ、ミッキー・ジェームス、ヘビー・マシナリーが新たにスマックダウン所属となった。

 205 Liveでは戸澤陽がグラン・メタリック、アリーヤ・デバリ、マイク・ケネリスとのフェイタル4ウェイ戦に登場した。戸澤はハリケーン・ラナやオクトパスホールドでメタリックを攻め込むと、ケネリスにはシャイニング・ウィザードからミサイルキックを叩き込んだ。勢いそのままに「アー!」と気合いを入れた戸澤は騙し討ちパンチからジャーマン・スープレックスでケネリスを投げ、ダイビング・セントーンを狙ったものの、逆にヒザで迎撃されてダウン。メタリックのダイビング・エルボーで追い討ちをかけられると、スキを狙っていたデバリにフォールされて3カウントを聞いた。

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