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4/17【全日本】3年ぶり再戦 青木が崔を逆転料理で2連勝

『2019 Champion Carnival』東京・新木場1stRING(2019年4月17日)
「2019 Champion Carnival」Aブロック公式戦=○青木篤志vs崔領二×

 青木が3年ぶりの再戦で崔に逆転勝利を収めて2連勝だ。

 開幕3連敗となった青木だが、前夜の浜松大会で青柳を撃破してようやく初白星を挙げた。続く5戦目となったこの日は崔と対決。初出場を果たした2016年も崔と同ブロックで、前回は勝利しているが、3年ぶりの対戦で苦闘を強いられた。

 グラウンドの攻防で渡り合った青木はドロップキックで先制打を放ったが、続くミサイルキックは自爆。崔にサッカーボールキック連打で蹴りまくられ、山折りを丸め込みで切り返しても、フロントハイキックを食らって動きが止まる。低空フロントキック、ダイビングバックエルボーで反撃しても、コーナーに上がったところを雪崩式ブレーンバスターで叩き落とされた。

 それでも青木は山折りを食い止め、ラリアットを繰り出したが、大外刈りで切り返されてしまう。続けて山折りを敢行されて敗色濃厚となったが、ここで青木が大逆転劇をみせた。崔が仕掛けたジャーマンをサムソンクラッチで切り返してガッチリ。崔は返せず電光石火の3カウントが入った。

 青木が苦闘の末、崔に逆転勝利。連夜のヘビー級食いで2勝目を挙げた。「完全にラッキー。でもラッキーでも勝ちは勝ちだから」と振り返った青木は、「本当にチャンピオン・カーニバルの優勝狙ってるからね、マジで。可能性があるうちは100%優勝できないなんてないんだからさ」と優勝への思いを口に。残る公式戦は3試合で、次戦は4・23仙台大会のヴァレッタ戦。黒星先行で厳しい状況は変わりないが、「これで2つ。でも負けが3つ。全部勝たないといけないから、やってやりますよ」と残り全勝を誓った。

 一方、崔は2敗目を喫して足踏み。次戦は同じく4・23仙台大会で岡林と対決する。

【青木の話】「きつかった。無理だと思った。ラッキー(笑) ラッキー、完全にラッキー。でもラッキーでも勝ちは勝ちだから。これで2つ目。俺は優勝、本当にチャンピオン・カーニバルの優勝狙ってるからね、マジで。可能性があるうちは100%優勝できないなんてないんだからさ。これで2つ。でも負けが3つ。全部勝たないといけないから、やってやりますよ」

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