プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/23【新日本】鈴木挑発にライガー爆発寸前「新日本にあいつはいらねえ」

『Road to レスリングどんたく2019』東京・後楽園ホール(2019年4月23日)
○エル・デスペラード&鈴木みのる&金丸義信vs獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&成田蓮×

 鈴木の執拗な挑発を受けて、ライガーの怒りは爆発寸前に。「俺は命懸けで勝ちに行く。新日本プロレスにあいつはいらねえんだ。クソボケが」と吐き捨てた。

 鈴木とライガーは今シリーズで連日対戦。遺恨が再燃し、舌戦も過熱する一方だ。鈴木は2002年11月にパンクラス横浜大会で実現した一騎打ち直後にライガーが「2年ぐらい余裕をくれ」と語っていたのを引き合いに出し、シングル戦実現を要求。明日(24日)の後楽園では「獣神サンダー・ライガー30周年記念試合」(6人タッグ戦)での対戦も控えている。

 今宵は鈴木が金丸&デスペラードと、ライガーはタイガー&成田と組んで、第2試合で対決。あとから入場してきたライガーは早くも鈴木とにらみ合う。その鈴木に成田がエルボーを浴びせると、正規軍トリオが怒濤の連続攻撃へ。ライガーは串刺し掌底をぶち込むと、ロメロスペシャルの構えに。ここはデスペラードのカットに合うが、ライガーは風車式バックブリーカーで返り討ちにした。

 しかし、金丸が場外からライガーの足を引っ張ると、ここから鈴木軍が場外戦に持ち込んで逆転。鈴木はライガーを執拗にいたぶる。怒りの獣神と化したライガーはリングに戻ると張り手を連射したものの、鈴木はエルボーで鎮圧。アキレス腱固めや逆エビ固めでギブアップを迫った。

 土俵際まで追い込まれたライガーだったが、意地のエスケープ。金丸&デスペラードの誤爆を誘うと、豪快な掌底をぶち込んで窮地を脱した。代わったタイガーが奮戦して流れを押し戻すと、成田も躍動。デスペラードをフロントスープレックスで投げ捨てて拍手を浴びる。

 だが、鈴木軍は連続串刺し攻撃で一瞬にして好機に持ち込むと、デスペラード&金丸のバックドロップ&ドロップキックがさく裂した。鈴木はライガーを場外で蹂りんすると、即座にリングに舞い戻り、成田をスリーパーで捕獲。そこにデスペラードがスピアーをぶち込んだ。鈴木がライガーを脇固めで分断する中、デスペラードのピンチェ・ロコがさく裂。成田は3カウントを聞くしかなかった。

 怒り心頭のライガーは試合後に鈴木軍に詰め寄ろうとするも、鈴木は無視してさっさとバックステージへ。悔しさをにじませたライガーは「鈴木の野郎が早く引退しろと言う。俺の引退する日は決まっている。それより早く引退させたいんなら、すりゃいいじゃん? やってみろって。あいつは言うばっかじゃないか」と激怒。「引退させたいなら、させりゃいいじゃねえか。そういうこともできねえで、口ばっかりだからビッグマウスって言われる」とこき下ろした。

 さらに、「俺に負けた時、あいつがどういう減らず口を叩くのか。引退する人間に負けました、俺は引退しますって言うのか? なら、俺は命懸けで勝ちに行く。新日本プロレスにあいつはいらねえんだ。クソボケが」と吐き捨てたライガー。30周年記念試合を前に、獣神の激情は爆発寸前だ。

【ライガーの話】「あいつが、鈴木の野郎が早く引退しろと言う。俺の引退する日は決まっている。それより早く引退させたいんなら、すりゃいいじゃん? やってみろって。あいつらは言うばっかじゃないか。結局、そういう風にしか戦えないんだろ? シングルで来いや。俺はいつでも受けるって言ったよな。違うか? マスコミの皆さんに言ったよな? 俺はいつでも受けるからって。引退させたいなら、させりゃいいじゃねえか。そういうこともできねえで、口ばっかりだから、ビッグマウスだって言われる。ケンカでやるならケンカでやろうよ。そういうルール作れや。逃げも隠れもしない。引退させたいなら、早く引退させてくれよ。させられるもんなら。俺に負けた時、あいつがどういう減らず口を叩くのか。引退する人間に負けました、俺は引退しますって言うのか? なら、俺は命懸けで勝ちに行く。新日本プロレスにあいつはいらねえんだ。クソボケが」

【タイガーの話】「今シリーズずっと鈴木軍と当たるということで。まあ、金丸、デスペラード、ブロックは知らないけど、スーパージュニアの前哨戦だと思っているから。楽しみですね。今シリーズ、しっかりと結果を残していきたいなと思っています。あとは今日、4月23日というのは何の日だか知ってますか? 新日本プロレスにタイガーマスクが38年前に生まれた日。昭和で生まれ、そして平成、そして令和とそういう時代を跨いで自分ができるというのは嬉しいことです。より一層、今年は大暴れしたいですね」

プロ格 情報局