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4/29【全日本】狙うは令和最初の5冠 石川が三冠挑戦を正式表明

『2019 Champion Carnival』東京・後楽園ホール(2019年4月29日)
○石川修司&諏訪魔&青木篤志&吉田隆司vsゼウス&岡林裕二&橋本大地&ギアニー・ヴァレッタ×

 石川が三冠王座挑戦を正式表明し、令和最初の5冠王者君臨を描いた。

 3年連続3度目のチャンピオン・カーニバル出場を果たした石川は2017年以来2年ぶり2度目の優勝を狙ったものの、4勝3敗1分・勝ち点9で終え、決勝進出ならなかった。

 最終戦となったこの日はセミファイナルの8人タッグマッチに登場。諏訪魔との連係・境川をヴァレッタにさく裂させると、混戦模様の中、急所蹴りで反撃されたが、チェーンラリアットは阻止。バックドロップ、カミゴェとたたみかけ、最後はランニングニーリフトをぶち込んで3カウントを奪った。

 快勝で長かったシリーズを締めくくった石川は試合後、三冠ベルト挑戦を表明した。石川は4・14大阪大会の公式戦で王者・宮原に勝利。ほかに宮原を破ったのはゼウスとヴァレッタだが、そのゼウスを公式戦で撃破し、ヴァレッタには敗れたものの、この日借りを返した。「優勝はできなかったけど、宮原健斗からリーグ戦で3つ取って、自分は三冠に挑戦する権利があると思っているんで。で、25日に同じように宮原を倒したゼウスに勝って。今日、また宮原に勝ったヴァレッタを倒したんで。俺が挑戦者決定一番あるでしょ?」と主張した石川は、令和最初の三冠戦となる5・20後楽園大会での挑戦を見据えた。

 「宮原健斗に優勝してもらって、一番美味しくなって」と宮原にエールを送っていたが、その通り宮原が三冠王者による優勝を飾った。「俺がそれに勝って、令和初の五冠王として、全日本プロレスを俺が先頭に立って引っ張っていきたいと思います」と描いた石川は、所属になって最初の春の栄冠を逸した悔しさを5・20後楽園でぶつけ、5冠王者に君臨する構えだ。

【石川の話】「今日でチャンピオン・カーニバルが終わって。優勝はできなかったけど、宮原健斗からリーグ戦で3つ取って、自分は三冠に挑戦する権利があると思っているんで。で、25日に同じように宮原を倒したゼウスに勝って。今日、また宮原に勝ったヴァレッタを倒したんで。俺が挑戦者決定一番あるでしょ? これから決勝戦始まるけど、優勝者どうでもよくて。5月20日、令和一発目の後楽園、俺に行かせてほしいなと。むしろあれだね。宮原健斗に優勝してもらって、一番美味しくなって。俺がそれに勝って、令和初の五冠王として、全日本プロレスを俺が先頭に立って引っ張っていきたいと思います」

【試合後のゼウス】
――チャンピオン・カーニバルは不本意な結果に終わってしまったが?

▼ゼウス「全日本プロレスTVで今年やった僕の試合を1試合1試合見てくださっているお客さんだったらわかると思います。僕のやってきた試合。必ず来年に繋がると思ってます。来年は絶対優勝します。今日はたまたまDRAGON GATEの吉田選手としかほとんど当たらなかったですけど、彼も凄いパワーを感じたんで。肉弾戦を…彼と真っ直ぐな真っ向勝負ができたら面白いんちゃうかなと思いました」

――また機会があれば?

▼ゼウス「やりたいですね。ぜひともシングルでやってみたいですね。全日本プロレスは祭りやで。わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい! ありがとうございました」

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