プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/3【新日本】「僕はいつでもいいです」 飯伏発言に内藤「じゃあ明日やる?」

『濱かつpresents レスリングどんたく2019』福岡国際センター(2019年5月3日)
○飯伏幸太&YOH&SHOvs内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI×

 インターコンチネンタル王者・飯伏からタイトルマッチの日時指定を要求された内藤は「じゃあ明日やる?」と爆弾発言で返答した。

 4・6ニューヨークMSGで内藤を破ってインターコンチネンタル王座初戴冠を果たした飯伏は4・20名古屋大会でザックを下し、初防衛に成功。試合後、内藤が「次の挑戦者、俺が立候補するよ」と挑戦の名乗りを上げ、両者の再戦が決定的な状況となった。

 この日は飯伏がIWGPジュニアタッグ王者・YOH&SHO、内藤がBUSHI&鷹木とそれぞれ組んで激突。飯伏は内藤にみせつけるようにミドルキックをBUSHIに連発したが、その場飛びムーンサルトを放つと、BUSHIが両ヒザで迎撃。次の瞬間、飛び込んだ内藤が低空ドロップキックを食らわせた。

 試合権利を得た内藤は飯伏を挑発するようにストンピングやパンチを連発し、後頭部に両足を押し当てての変型ネックロックで絞め上げる。その後もコーナーミサイルで飯伏を攻め立て、挑発的なフロントハイキックをお見舞い。飯伏が繰り出したミドルキックをキャッチして顔面に唾を吐きかけたが、飯伏も低空ドロップキックを繰り出した内藤にその場飛びフットスタンプを投下して一矢報いた。

 その後4・26広島大会のIWGPジュニアタッグ戦の続きとばかりにRPG 3KとBUSHI&鷹木が火花を散らしたが、最後に魅せたのは飯伏。BUSHI相手に高速パワースラム、セカンドロープに飛び乗ってのムーサルトを立て続けにさく裂。内藤と鷹木が介入してもオーバーヘッドキックで返り討ちにし、RPG 3Kが場外に蹴散らす。すかさずBUSHIに蒼魔刀をぶち込んだ飯伏がカミゴェをさく裂させて3カウントを奪った。

 試合後、飯伏はリング下にいた内藤を手招きして挑発。内藤も一度はエプロンに上がったが、花道を下がった。その背中に向かって飯伏は「内藤さん、明日でこのシリーズも終わりですよ。僕はまだ答えを聞いてません。このインターコンチのタイトルマッチ、いつどこで決めてくれますか? 僕はいつでもいいです。待ってます」と日時指定を要求し、返答を求めた。すると内藤は引き返してきてリングに上がると「飯伏、じゃあ明日やる?」と返答。場内がどよめきと大歓声に包まれ、歓迎ムードとなったが、内藤は「とはいってもさ、明日のカード決まってんだよね。ここはあの言葉を思い出してくださいよ皆様」と煙に巻いた。

 爆弾発言を口にした内藤は「彼と向き合ってるとワクワクしちゃうんだよね。だからつい口が滑っちゃったよ」と涼しい顔。それでも「俺はあくまでも挑戦者の身ですから、チャンピオン飯伏幸太、そして新日本プロレスが明日やれというのであれば明日やりますよ」とのスタンスを強調。「早急にカード変更すればいいんじゃないの。それは飯伏幸太、そして新日本プロレスにお任せしますよ」との意向を示した。

 内藤発言を受けて緊急カード変更、そして緊急IC戦は実現するのか。タイトルマッチが組まれなかったとしても内藤は「明日じゃないというのであれば俺にも考えがあるからね。俺の希望する場所、言おうかな」と飯伏の要求に明確な答えを出すつもりだ。

プロ格 情報局