プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/21【全日本】越境新世代対決は熱戦ドロー 野村「ジェイクお前の首狙い続ける」

『2019 SUPER POWER SERIES〜GROWIN' UP vol.20〜』東京・新木場1stRING(2019年5月21日)
△ジェイク・リー&神谷英慶vs滝澤大志&野村直矢△

 越境新世代タッグ対決は熱戦ドロー。ジェイクと激しく渡り合った野村は「お前の首を狙い続ける」とのスタンスを強調した。

 この日のセミファイナルに組まれたのはジェイク&大日本・神谷と野村&K-DOJO滝澤が激突する越境新世代タッグ対決。4者が持ち味を存分に発揮し、場内を熱狂させる激闘が繰り広げられた。

 中でも激しく火花を散らしたのが野村とジェイク。野村がエプロンからの場外ダイビングエルボーで先手を取れば、再び場外戦になるとジェイクがミドルキックやランニングローキックで蹴りつけてやり返す。リングに戻ってもミドルキック連打を浴びせ、追尾式ニーリフトを連発した。

 野村も譲らない。終盤、ショルダータックル、追尾式ジャンピングエルボーでジェイクに攻め入ると、スピアーで豪快になぎ倒す。串刺しフロントハイキック、サイドスープレックスで反撃されても、滝澤とのダブルブレーンバスターを決めて流れを渡さず。ノムラロック(仮)でジェイクにギブアップを迫る。神谷にカットされても、スピアーからのジャックナイフでニアフォールに追い込んだが、ジェイクも高角度バックドロップを爆発させて逆襲。両者が倒れ込むと、ジェイクがようやくカバーに入ったが、野村も意地で肩を挙げて時間切れドローのゴングが鳴った。

 5・13沖縄コザ、前夜の5・20後楽園と2大会連続でジェイクと同じコーナーに並び立った野村だが、直接対決で激しく渡り合い、やはり倒すべき敵であることを再確認。「ジェイク・リー。お前の首を狙い続けるからよ」とのスタンスを強調し、「負けたことまだ覚えてんだ、俺は。俺はしつこいぞ。ジェイク・リー、次こそお前をぶっ倒す!」とチャンピオン・カーニバルで敗れたリベンジを誓った。

 一方、ジェイクは状況次第で野村と組んでも構わない、その力を利用するという柔軟な考え。「俺だってチャンピオン・カーニバルで負けた。1勝1敗だ。けどまた、組むこともある。会社は何を考えているかわからない。だからこそ、それも楽しもうぜ。なあ、野村直矢」と不敵な笑みとともに呼びかけた。

 だが、ジェイクが何と言おうと野村はあくまでも敵対する構え。二人の関係は同じコーナーに立つことがあっても変化することはなさそうだ。

【野村の話】「チクショウ。勝てなかったよ。だけどよ、ジェイク・リー。お前の首を狙い続けるからよ。負けたことまだ覚えてんだ、俺は。俺はしつこいぞ。ジェイク・リー、次こそお前をぶっ倒す!」

【滝澤の話】「久しぶりに全日本プロレスに参戦させていただいて、勝敗つかず30分ドロー。きっついな。でも、あの神谷英慶、ジェイク・リー。俺たちはやっぱ30分じゃ足りねえよ。次はもっとしかるべき場所で決着つけましょう。ありがとうございました」

【試合後のジェイク&神谷】
▼ジェイク「今日のところはありがとうございました」

▼神谷「はい。今日はありがとうございました」

▼ジェイク「いつも戦ってばかりの僕らが組んで。まあ、いい結果とは言えませんが、それでもね、なんか僕はまた新たなものが作れそうなんじゃないかなと」

▼神谷「戦うにしても組むにしてもまたやりましょう。ありがとうございました」

▼ジェイク「滝澤、次に当たるのはFortune Dreamだ。舞台は違えど、またやろうぜ。そして野村直矢。本当にお前は強情なヤツだ。さっきどう言ってましたか?」

――「俺はジェイク・リーを狙い続ける。負けたことは忘れてないぞ」と言っていたが?

▼ジェイク「俺だってチャンピオン・カーニバルで負けた。1勝1敗だ。けど、また組むこともある。会社は何を考えているかわからない。だからこそ、それも楽しもうぜ。なあ、野村直矢」

▼神谷「今日はいい経験になりました。僕はジェイク選手と組んでも戦ってもガンガンやりたいんで。またやりましょう」

プロ格 情報局