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5/25【全日本】アジアタッグ再戦へジェイク&岩本が必勝宣言「全日本の看板に2度泥を塗れない」

『2019 SUPER POWER SERIES』愛知・岡崎市竜美丘会館(2019年5月25日)
○崔領二&ジェイク・リー&岩本煌史vs諏訪魔&青木篤志&佐藤光留×

 アジアタッグ再戦が決まったジェイク&岩本が崔とのSweeperトリオでメインの6人タッグに快勝。「全日本プロレスという看板にも二度泥を塗ることになってしまいますので、それは絶対に許されない」と必勝と大日本からの最古のベルト奪還を宣言した。

 5・20後楽園大会で岩本が世界ジュニア王座から陥落。無冠となったSweeperだが、ジェイクが王者組・河上隆一&菊田一美にリマッチを要求し、6・18後楽園大会でのアジアタッグ戦が決まった。

 この日、二人はメインの6人タッグに登場。崔とのSweeperトリオで諏訪魔&青木&佐藤のEvolutionと激突した。岩本が捕まる苦しい展開がしばし続いたものの、一本背負いで諏訪魔を鮮やかに投げて打開すると、ジェイクはフロントハイキック、レッグラリアットで攻め立てる。終盤には岩本が串刺しバックエルボー、ジェイクがニーリフト、崔がジェイクとのダブルブレーンバスターと流れるような猛攻を佐藤に浴びせると、最後は崔が赤川鉄橋を突き刺して3カウントを奪った。

 久々のトリオ結成となったSweeperが快勝。ジェイク&岩本は6・18後楽園でのアジアタッグ戦へ向けて好調ぶりをみせつけた。この5月、アジアタッグ、世界ジュニアを立て続けに失い、無冠となった岩本だが、盟友ジェイクの行動によって最古のベルト返り咲きのチャンスを得た。飛艶とは1ヵ月ぶりの再戦となるが、2連敗は断じて許されない。「この失った矢先のノーチャンスだったところにジェイクさんがすかさず俺にチャンスをくれた、チャンスの種を蒔いておいてくれた。これはジェイクさんにもそうだし、Sweeperにも恩返しという形でね、何とか僕は取り戻したい」とジェイクの恩に報いるつもりの岩本は、「それ(飛艶に2連敗)やっちゃったらもう二度とアジアなんて口にできないし、ジェイク&岩本組の存在意義というものがなくなってしまいそうですからね」と危機感をのぞかせつつ、「何としても勝たないと。全日本プロレスという看板にも二度泥を塗ることになってしまいますので、それは絶対に許されないです」と必勝を誓うばかりだった。

【試合後のジェイク&崔&岩本】
――6・18後楽園で飛艶とのアジアタッグ再戦が決まったが?

▼岩本「これはちょっと僕からまず話していいですかジェイクさん? 5月入ってね、ジェイクさんが表明した時は僕が(世界ジュニアの)タイトルマッチ始まる前。僕が入場してる頃に飛艶のコメントブースにジェイクさんが行ってくれた。もちろん世界ジュニア防衛する気で臨んでいましたけど、結果5月でアジア、世界ジュニア二つ持ってたのを一気に失いました。この失った矢先のノーチャンスだったところにジェイクさんがすかさず俺にチャンスをくれた、チャンスの種を蒔いておいてくれた。これはジェイクさんにもそうだし、Sweeperにも恩返しという形でね、何とか僕は取り戻したい。獲られたの全部僕ですから。そこを何とか勝利っていう形でジェイクさんに恩返ししたいし、Sweeperに貢献したいと思ってます」

▼ジェイク「ということです」

▼岩本「あとはホントに受けてくれた大日本の二人、感謝してます。ただ、タイトルマッチになったらそれは別ですから。受けてくれてありがとう、それはそれで」

――同じ相手に2連敗は許されないと?

▼岩本「それやっちゃったらもう二度とアジアなんて口にできないし、ジェイク&岩本組の存在意義というものがなくなってしまいそうですからね。何としても勝たないと。全日本プロレスという看板にも二度泥を塗ることになってしまいますので、それは絶対に許されないです」

――その中で崔選手と久々にトリオを組んで勝利できたのも大きいのでは?

▼ジェイク「崔さんがいてくれたからこそ、今日、僕らは勝てた。なので崔さん、あらためてありがとうございます」

▼崔「ありがとうございました。あんまり最近フル参戦してるわけじゃないんで。でも、このタイミングでこういう形で力を合わせるのは今のタイミングではちょうどいいかもしれない。個々目標はあると思うんで、今はアジアに集中してもらって。我々でまた別の目標みつけて。それが定期的に一つになれば。必ずしも全シリーズずっと一緒というわけじゃないんで」

――組むたびにSweeperの存在感をみせると?

▼崔「そうですね。そもそもある程度キャリア重ねてから結成したチームなんで、それはいいとこ出し合ってって最初から考えてたことなんで。色が違うからこそ光る、そういう個性の重ね合わせみたいなところがあるんでね」

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