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6/2【全日本】ヨシケン対決電撃浮上 ヨシタツが三冠王者・宮原に挑戦を表明

『2019 SUPER POWER SERIES』最終戦 兵庫・神戸サンボーホール(2019年6月2日)
○ヨシタツ&宮原健斗&青柳優馬vsゼウス&野村直矢&ギアニー・ヴァレッタ×

 ヨシケン対決が電撃浮上。ヨシタツが三冠ベルト挑戦を表明し、王者・宮原も受けて立つ構えをみせた。

 この日、ヨシケンは青柳とのトリオでゼウス&野村&ヴァレッタと対戦。二人は息の合ったヨシケン連係を披露するなど躍動し、最後もヨシタツがCBJからのヨシタツ幻想(ファンタジー)でヴァレッタを料理した。

 シリーズ最終戦で快勝。試合後、ヨシタツはリングを降りて去ろうとしていた宮原を「今日はお前に話がある」と呼び止めた。そして「俺は今まで4つのベルトを同時に巻いたことがある。俺はその上にいきたい」との思いを口にしたうえで、「よく考えたら、すぐ横に3つ巻いてる男がいるじゃないか。健斗、これで俺らヨシケンの関係が崩れるとは思わない。次の三冠戦、俺の挑戦を受けてくれ」とアピールした。リング上とエプロンでヨシケンが向かい合うと、宮原も「望むところだ」と受諾した。

 これでヨシケン対決による三冠戦が事実上、決定した。実現すればヨシタツは全日本参戦9戦目となった2017年11・9後楽園大会で第59代王者・ジョーに挑戦して以来2度目の挑戦となる。本人も認めるように前回はジョーに惨敗を喫し、全日本ファンから総スカンを食らった。それが今やGAORA&コロナ2冠王に君臨。さらなる勲章、しかも頂点ベルト獲りに動く決意を固めたのは、「岐阜のヨシタツ祭り。あれだけの紙テープみて、あれだけの声援を聞いて、俺を取り巻く環境って変わったよなと思った。今、俺どのぐらい全日本のファンの皆さんに支持があるのか、それもこの目で見極めたい」との思いに駆られたからだった。

 これまでも王道トーナメントなどでヨシケン対決が実現したことはあったが、三冠ベルトをかけての対戦は初めて。「日にちはわかんないけど、次の挑戦者は俺です」と断言したヨシタツは、「俺のタッグパートナー、ヨシケンの宮原健斗と三冠戦やって、めちゃめちゃいい試合して、そのあとに俺は5冠王になります。皆さんお楽しみに。Stay Tuned」と自信満々に豪語。そこには初挑戦時の屈辱を払しょくする意味も込められているようだった。

【ヨシタツの話】「よくすぐにのんでくれたね。すぐに受けてくれるとは思わなかったけど。うれしいね。これで決定じゃない? 5冠王になりたいのもあるんだけど、俺の一番最初にやった三冠戦覚えてる? 俺、全日本に参戦してあれ9戦目。発表した時、大ブーイング。文体、大ブーイングだったでしょ。当日の後楽園ホールもブーイングとシーンとした、あの雰囲気の中、三冠戦やって。俺、岐阜のヨシタツ祭り。あれだけの紙テープみて、あれだけの声援を聞いて、俺を取り巻く環境って変わったよなと思った。今、俺どのぐらい全日本のファンの皆さんに支持があるのか、それもこの目で見極めたいと思う。それも含めてね挑戦したいと思った。よく受けてくれた。日にちはわかんないけど、次の挑戦者は俺です。そして俺のタッグパートナー、ヨシケンの宮原健斗と三冠戦やって、めちゃめちゃいい試合して、そのあとに俺は5冠王になります。皆さんお楽しみに。Stay Tuned」

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