6/9【NOAH】三沢メモリアルで小川マジックさく裂 Jrタッグリーグ決勝は「小川&鼓太郎vsHAYATA&YO-HEY」に
『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 2019〜三沢光晴メモリアル2019 in TOKYO〜』(2019年6月9日)
公式戦 ○小川良成&鈴木鼓太郎vsタダスケ&原田大輔×
三沢メモリアル大会で“小川マジック"がさく裂。小川&鼓太郎組がジュニアタッグリーグ戦公式戦で、原田&タダスケ組を3分足らずで仕留め、今年の優勝決定戦は「小川&鼓太郎vsHAYATA&YO-HEY」に決まった。
GHCジュニアタッグ王者コンビとして迎えたリーグ戦。開幕から首位を独走して最終公式戦に駒を進めた小川&鼓太郎組は、“スティンガーvsRATEL'S"の抗争を繰り広げてきた原田&タダスケ組と対決した。
のっけから原田&タダスケのRATEL'Sコンビが奇襲を仕掛けたものの、小川&鼓太郎もダブルのタイガードライバーで応戦。ならばとタダスケも同士討ちを誘い、負けじと小川もバックドロップでタダスケをぶん投げる…といきなり目まぐるしい展開となった。
鼓太郎もファンネル、エクスカリバー、ブルーディスティニーと大技を連発して一気の猛ラッシュを仕掛けたが、タダスケは続く小川をラリアットで振り切って原田にスイッチ。各種エルボーで駆け回った原田も、飛び込んできた鼓太郎のボディにエルボーをぶち込むや、ビットを空中キャッチしてジャーマンで投げ飛ばしてみせた。
だが、その直後だった。小川は投げ捨てジャーマン発射直後の原田の足を4の字で固めながらがっちりと押さえ込み、ギリギリで3カウントが数えられた。
わずか3分足らずで原田を料理。永遠の兄貴分である三沢さんの没後10年メモリアル大会で“小川マジック"がさく裂し、単独首位でジュニアタッグリーグ戦優勝決定戦進出を決めた。
優勝決定戦のカードは「小川&鼓太郎vsHAYATA&YO-HEY」。舞台は、三沢さん没後10年の命日となる6月13日の大阪大会だ。試合後には公式戦では引き分けに終わっているHAYATA&YO-HEY組とにらみ合った。
そして鼓太郎は三沢さんの幟を拝借して小川とともに掲げ、小川も三沢さんの遺影に向かってサムズアップポーズ。「だって13日は三沢さんの命日でしょ? 俺らが決勝行かなくて、どこが行くんだって。優勝するのも俺たち。家出息子が帰ってきたから、いいとこ見せるよ」と鼓太郎が語れば、小川も「大阪は俺と鼓太郎にとっても特別な日なんで、優勝したい。それだけです」とやはり静かに決意を語った。
【試合後の小川&鼓太郎】
――短時間で仕留めたが?
▼鼓太郎「そうだね。一日2試合はしたくないからね」
――三沢さんの見つめるなかでの試合で負けられない試合だったが?
▼小川「そうですね。いつも負けられない気持ちでやってますけどね」
▼鼓太郎「だって13日は三沢さんの命日でしょ? 俺らが決勝行かなくて、どこが行くんだって。優勝するのも俺たち」
――改めて決勝に向けて?
▼鼓太郎「そうだね。家出息子が帰ってきたから、いいとこ見せるよ」
▼小川「大阪は俺と鼓太郎にとっても特別な日なんで、優勝したい。それだけです」
――相手については?
▼小川「何もないです」
▼鼓太郎「もうひと揉みしてやります」
※原田&タダスケはノーコメント