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6/16【全日本】青木さんとの別れに言葉少なも諏訪魔「あいつが喜ぶことを俺はやっていくだけ」

『2019 DYNAMITE SERIES〜千葉EXTRA DREAM 22〜』千葉・2AWスクエア(2019年6月16日)
○諏訪魔&石川修司vsディラン・ジェイムス&ギアニー・ヴァレッタ×

 諏訪魔が盟友・青木篤志さんに「青木が喜ぶことを俺はやっていくだけ」と誓った。

 青木さんの急死はEvolutionで共闘してきた諏訪魔にとっても大きな悲しみとなったのは想像に難くない。それでも諏訪魔は悲しみを胸に秘め、「青木への気持ちはいろいろあるんだけど、そこはこれからリング上でみせていくというかさ。リングの上でも下でも戦っていくしかねぇんだよ」と前を向いている。いつまでも悲しみに暮れているのは青木さんが望むことではないと諏訪魔は考え、「青木が喜ぶことを俺はやっていくだけなんでね。それでEvolutionが活躍したらあいつも凄ぇ喜ぶだろうしさ」と言い切った。青木さんにはこれからの戦いを見守り続けてもらうつもりだ。

 この日は石川との暴走大巨人でディラン&ヴァレッタの外国人タッグと対戦。6・30後楽園でのThe Endとの世界タッグV2戦へ向けた仮想の相手としてうってつけで、苦戦を強いられながらも、何と二人はヴァレッタに対抗するように、ダブル噛みつき攻撃を初披露。境川の連係もズバリと決まり、最後は諏訪魔がバックドロップからの万力スリーパーでヴァレッタを料理した。

 世界タッグV2戦へ向けて好調ぶりをみせつけた暴走大巨人。「俺はどんどん噛みつくよ。The Endも噛んじゃうからね。頼むよ。噛んで」と諏訪魔が気勢を上げれば、石川も「我々、もう抑えるところないんでね。何でもやっていきますよ」と呼応。今から最強タッグ3連覇の大目標も見据えていた。

【諏訪魔の話】(試合前)「(青木さんが亡くなってから最初のシリーズが始まったが?)あいつの考えてることとか、気持ちは痛いほどわかるからさ。青木への気持ちはいろいろあるんだけど、そこはこれからリング上でみせていくというかさ。リングの上でも下でも戦っていくしかねぇんだよ。それがあいつが喜ぶこと。青木が喜ぶことを俺はやっていくだけなんでね。それでEvolutionが活躍したらあいつも凄ぇ喜ぶだろうしさ。俺らが面白くしていけばあいつは喜ぶと思うよ。お別れもちゃんとできたし、あとはリング上をみていてもらうだけだから。(これからも青木さんと一緒に戦っていく感覚?)あいつはあいつで道いっちゃったからね。生まれ変わりに向かってるかもしれないしさ、そこはわからないんだけど、あいつは人とつるむの好きじゃねぇしさ。俺は俺の道をいく。ただ目はかけてると思うよ、お互いにね」


【試合後の諏訪魔&石川】
――The Endと世界タッグ戦を控える中、今シリーズ初めて組んで快勝したが?

▼諏訪魔「(6・2)神戸以来になるのかな?」

▼石川「そうですね。まぁボンバーに勝ったからといって、苦手って意識はまだどっか残ってるんで。今日も苦戦しましたけど、最後は勝ってくれるというパートナーとの絆。それはどのタッグチームにも負けてないと思うんで。押されてはいましたけど、安心してたんで。タイトルマッチもThe End、凄いチームだと思いますけど、勝って対外国人、もう日本にも国外にも敵がいないという状態にしたいですね」

▼諏訪魔「俺はどんどん噛みつくよ。The Endも噛んじゃうからね。頼むよ。噛んで。二人で噛むなんて初めて今日やったよ」

▼石川「そうですね。我々、もう抑えるところないんでね。何でもやっていきますよ。じゃないとね、今2連覇してるでしょ、最強タッグ。やっぱ3連覇っていうね」

▼諏訪魔「その目標は間違いなくあるね」

▼石川「あるんで、それを現実のものにするためには1個1個面白い戦いをして、暴走大巨人の名前を上げていくしかないんで」

▼諏訪魔「これからですよ。どんどんやっていきましょう」

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