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6/20【リアルジャパン】初参戦・竹田が大塚と火花 怒りの再戦要求「プロレスルールじゃなくてもいい」

『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.2』東京・後楽園ホール(2019年6月20日)
○崔領二&アレクサンダー大塚vs竹田誠志&岩崎孝樹×

 リアルジャパン初参戦を果たした竹田が、大塚と火花。場外乱闘まで繰り広げると、怒りの再戦要求をぶち上げ、「プロレスルールじゃなくてもいい」と言い放った。

 デスマッチファイターとして知られる竹田がリアルジャパン初参戦。UWAアジアパシフィックヘビー級王者の岩崎と組み、第4試合で大塚&崔組と対決した。竹田はデスマッチのイメージが強いが、レスリング出身で総合格闘技の経験もあり、実はリアルジャパンが掲げるストロングスタイル向けの選手だ。

 先発を買って出た竹田は、大塚とレスリング勝負で火花。フェイスロックを狙われると手首に噛みついて脱出し、「どうした、アレク!」と吠えた。ジャーマンを狙われてもヒザ十字固めで切り返す。だが、不快感をあらわにしたアレクはすぐにスタンドに戻し、ビンタを乱射してお返しした。

 その後、大塚&崔が岩崎に集中攻撃を浴びせる展開に。苦しい戦いが続いたが、岩崎は大塚をジャーマンで投げ捨てて反撃し、やっと竹田に繋いだ。

 豪快なスピアーを繰り出した竹田は、カットに飛び込んだ崔にも一閃。大塚の後頭部にランニングニーをぶち込む。負けじと大塚はエルボースマッシュを叩き込んだが、竹田は大振りの張り手に合わせて飛びつき腕十字を繰り出してどよめきを誘った。大塚が腕ひしぎで切り返しても、すぐに奪い返していく。ならばと大塚は足関節狙いから両足を固めてジャイアントスイングでぶん回し、2人の戦いは痛み分けに。

 竹田は崔が相手に代わると、打撃戦を展開。ブレーンバスターで投げ飛ばされたが、すぐにDDTで反攻する。タッチをもらった岩崎は、竹田とともに連続串刺し攻撃やサンドイッチランニングニーをお見舞い。さらに、岩崎はランニングローキックやフロントハイキックで追い討ちする。しかし、崔はミドルキック合戦から大外刈りを繰り出すと、サッカーボールキックを連打。大塚と竹田が場外で乱闘する中、崔は赤川鉄橋で岩崎を仕留めた。

 試合が決したあとも、竹田と大塚は乱闘を繰り広げ、激しくにらみ合う。そして、怒りをあらわにしながら互いに一騎打ちをアピールした。

 バックステージで竹田は「やっぱりアレクサンダー大塚、思ってた通りだね。細かいことを言うといっぱいありすぎるけど、やっぱり向かい合った時の圧力から凄かったし、寝技でも上になられたらパワーはハンパなかったよ。でもな、今日はタッグマッチだ。まだまだこんなんじゃねえって」と大塚の実力を評価しつつも引き下がらず。「お客さんはよ、デスマッチファイターだからって、イスを使ったり、場外戦を期待してたかもしれないけど、そんなんじゃねえんだ。俺がこのリングに来たのはそういう意味じゃねえ。ちゃんとしたレスリング、関節技、何でもできるってところを見せるために来たんだよ」と胸を張り、「もう1回、アレクサンダー大塚とジックリやらせろ。それだけ。なんならプロレスルールじゃなくてもいい。3カウント、ギブアップだけじゃなくて、完全決着、KOでもいいからやらしてもらいたい」と感情的になって再戦を迫った。

【竹田の話】「やっぱりアレクサンダー大塚、思ってた通りだね。細かいことを言うといっぱいありすぎるけど、やっぱり向かい合った時の圧力から凄かったし、寝技でも上になられたらパワーはハンパなかったよ。でもな、今日はタッグマッチだ。まだまだこんなんじゃねえって。お客さんはよ、デスマッチファイターだからって、イスを使ったり、場外戦を期待してたかもしれないけど、そんなんじゃねえんだ。俺がこのリングに来たのはそういう意味じゃねえ。ちゃんとしたレスリング、関節技、何でもできるってところを見せるために来たんだよ。なんか酔っ払ってるんだかしらないけど、野次もあったけど、そんなの相手にしないからね。もっともっと。もう1回、アレクサンダー大塚とジックリやらせろ。それだけ。なんならプロレスルールじゃなくてもいい。3カウント、ギブアップだけじゃなくて、完全決着、KOでもいいからやらしてもらいたい」

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