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6/22【全日本】地元凱旋・青柳兄弟が快勝、優馬「僕らが盛り上げていく」、亮生は初凱旋&初メイン&初マイクで喜び爆発、北斗に対抗意識

『2019 DYNAMITE SERIES』長野・キッセイ文化ホール(中ホール/松本)(2019年6月22日)
○青柳優馬&宮原健斗&青柳亮生vsゼウス&野村直矢&丸山敦×

 青柳兄弟が故郷・松本凱旋で快勝。兄・優馬が「これからは青柳兄弟で松本はもちろん、長野、全日本プロレス、プロレス界をもみんな僕らが盛り上げていく」と高い志とともに誓えば、初凱旋・初マイクとなった弟・亮生は喜びを爆発させつつ、同期・北斗への対抗意識を燃やした。

 ここ松本は青柳兄弟の生まれ故郷。この日、兄・優馬が5度目、今年1月にデビューしたばかりの弟・亮生は初の凱旋を果たした。

 二人は三冠王者・宮原とのトリオでゼウス&野村&丸山組と対戦。地元ファンの大歓声とたくさんの紙テープに後押しされた。序盤から中盤にかけて亮生が相手陣営の集中砲火を浴びる苦しい展開が続いたものの、ゼウスにミサイルキックを放って自力で突破してみせた。

 その後、兄を押しのけて宮原から試合権利を譲り受けた亮生が野村にドロップキックを連射。相手チームの猛反撃を食らっても、丸山に回転エビ固めで飛びつき、低空ドロップキックを見舞って自力で流れを渡さず。負けじと優馬も宮原との連続串刺し攻撃からダイビングボディアタックを放って兄の威厳をみせつけた。

 混戦模様の中、丸山の串刺しハイキック、トラースキック連射、バズソーキックの猛反撃を食らった優馬だったが、亮生がミサイルキックを放って兄を援護射撃。すかさず青柳兄弟がダブルドロップキックをさく裂させると、最後は優馬がジャーマン、ロックスターバスターでたたみかけて丸山から3カウントを奪った。

 熱戦の末、青柳兄弟が地元・松本のメインで快勝。レスラー人生で初マイクとなった亮生が「帰ってきたぜ松本!」と宮原ばりに叫び、「こうやって松本に帰ってきて声援いっぱいもらえて、プロレスラーになって帰ってこれてよかったなと思ってます」と喜びを爆発。優馬も同じく「帰ってきたぜ松本!」と絶叫してから、「このプロレス界はもちろん、長野県は我々、青柳兄弟が盛り上げていきます」と誓って締めた。

 兄・優馬はこれが5度目の凱旋。地元のリングは「松本の皆さんのおかげでヒーローになれる特別な日」で、この日もたくさんの声援を浴びて勝利をつかむことができ、松本のファンに感謝した優馬は「これからは青柳兄弟で松本はもちろん、長野、全日本プロレス、プロレス界をもみんな僕らが盛り上げていく」と高い志を立てた。

 一方、弟・亮生は初凱旋、初メイン、初マイクと初ものづくしとなった。今朝は緊張のあまり満足に食事がノドを通らなかったというが、いざリングに上がれば「ゴング鳴ってからしっかり戦うぞという気持ちでできたんでよかったです」と振り返ったように、戦いに集中することができた。「初の松本凱旋で何とか宮原さんと青柳さんの力を借りて勝利を収めることができたんで、めちゃめちゃうれしかったです」と喜んだが、次回、松本に帰ってくる時は自力勝利でさらに大きな喜びを味わうつもり。同期・北斗が7月開催のジュニアタッグリーグ戦に抜擢出場が決まったことも大いに刺激になっており、「3人の中で一つ頭抜けてると社長からの評価が下ってしまったんで、僕はその裏で青柳亮生を出してよかったと思われるように試合するだけ」と悔しさと対抗意識をむき出しに誓っていた。

【試合後の優馬&亮生】
▼優馬「ありがとうございました。僕はもう5度目の凱旋で、毎年毎年、松本に来れて、松本の皆さんのおかげでヒーローになれる特別な日だと思ってます。皆さんが応援してくれる温かい日だと思ってるんで、僕はホントに毎日毎日、幸せでいっぱいですね。で、今回、僕の弟がデビューして、亮生がデビューして初凱旋。モロ地元・松本に帰ってきた。これからは青柳兄弟で松本はもちろん、長野、全日本プロレス、プロレス界をもみんな僕らが盛り上げていくんで応援よろしくお願いします」

▼亮生「初の松本凱旋で何とか宮原さんと青柳さんの力を借りて勝利を収めることができたんで、めちゃめちゃうれしかったです。最後に青柳さんが言ったように松本だけじゃなく長野県、青柳兄弟で盛り上げていけるように、日々精進していきたいと思います。ありがとうございました」

――初めて松本のリングに上がった気持ちは?

▼亮生「やっぱり緊張ですね。ゴング鳴ってからしっかり戦うぞという気持ちでできたんでよかったです」

――地元の声援に後押しされたが?

▼亮生「温かい声援のおかげで勝利を収めることができたんでよかったです」

――同期の北斗がジュニアタッグリーグに出場が決まり、悔しいと思うが?

▼亮生「そうですね、もちろん。3人の中で一つ頭抜けてると社長からの評価が下ってしまったんで、僕はその裏で青柳亮生を出してよかったと思われるように試合するだけですね。楽しいのは今日だけです」

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