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6/27【NOAH】真っ向蹴撃戦で火花 望月が拳王に興味「喋りだったら負けないよ」

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』東京・後楽園ホール(2019年6月27日)
○清宮海斗&丸藤正道&望月成晃vs拳王&マサ北宮&小峠篤司×

 2度目のノア参戦となった望月が拳王と真っ向から蹴撃戦で火花。試合後、望月は拳王への興味を口にし、「いろんなところでなんか能書きたれてるけどさ、俺は喋りだったら負けないよ、あいつに」と舌戦でも一歩も下がらない構えを見せた。

 望月は3・29後楽園以来、約3ヵ月ぶりに参戦。前回、丸藤がタッグ結成を熱望していたのを受けて、今大会はGHCヘビー級王者の清宮を加えた豪華トリオが実現し、金剛の拳王&北宮&小峠組と激突した。

 互いに強く意識する清宮と丸藤に挟まれて、やりにくそうな表情を見せた望月だったが、試合が始まればいつも通りに躍動。特に激しくやり合ったのが、ともに蹴りを得意とする拳王だった。ゴング直後こそ互いにスカしてすれ違いとなったが、その後は真っ向から火花を散らした。

 金剛の3人に集中攻撃を受けた望月だったが、控えの拳王に三角蹴りを叩き込むと、小峠にツイスターを繰り出して実力を見せつける。互いに試合権を得て向き合うと、スピーディかつ激しい蹴撃戦を展開。裏の読み合いから望月がローキックでヒザを付かせ、重たいエルボーをぶち込めば、拳王はローキック、背中へのフットスタンプ、後頭部へのダブルニーアタックの波状攻撃で譲らず。だが、望月もアンクルホールドをかいくぐって、ミドルキックや回し蹴りでキッチリとやり返した。

 清宮と丸藤は後半になってもギクシャクしていたものの、最後は丸藤のトラースキック、清宮の後頭部へのドロップキック、望月のジャーマン、清宮のジャーマンが立て続けに小峠にさく裂し、清宮のタイガースープレックスホールドで勝負あり。清宮組が金剛トリオを撃破した。

 試合後、丸藤に再参戦を促された望月は「またね、スケジュールの都合があえば。結構ドンドンドンドンね」と前向きにコメント。拳王に興味が出てきたようで、「今日もなんかほら、ちょっと理論派の蹴りを使うさ、金髪頭のヤツいたじゃん? あいつはなかなか興味あるよ。いろんなところでなんか能書きたれてるけどさ、俺は喋りだったら負けないよ、あいつに」とマイクアピールでも自分のほうが上だと断言し、「今度は戦いだけじゃなく、討論会でもしようや」と投げかけた。

 以前からノアに意中の相手がいることをほのめかしていた望月。それが拳王なのかは不明だが、今後の展開が気になるところだ。

【試合後の清宮&丸藤&望月】
※丸藤&望月が先にコメントブースに現れると、距離を取って清宮も登場する

▼丸藤「メッチャ元気ですね」

▼望月「いやあ、元気でしたね。だってさ、ノアの顔とさ、若きチャンプでしょ? 頑張らなきゃしょうがねえからさ。(清宮と丸藤がにらみ合うと)なに!? うちはほら、ユニットとかちゃんとしているからさ。組むってことはこう(握手)だと思っているからさ。よく勝ったね、これで」

▼清宮「まだまだ認められたと思ってないよ」

▼望月「ちょっとさ…」

▼丸藤「おい、先輩を困らすな、オラ。望月さん、また」

▼望月「またね、スケジュールの都合があえば。結構ドンドンドンドンね。今日もなんかほら、ちょっと理論派の蹴りを使うさ、金髪頭のヤツいたじゃん? あいつはなかなか興味あるよ。いろんなところでなんか能書きたれてるけどさ、俺は喋りだったら負けないよ、あいつに。今度は戦いだけじゃなく、討論会でもしようや。(清宮と丸藤が再びにらみ合うと)ちょっと…困らせないでよ」

▼丸藤「望月さん、じゃあ、TwitterのDMします、また」

▼望月「わかりました、わかりました。じゃあ、DMで。清宮選手、フォローしておくんで、フォローしといてね」

▼清宮「またよろしくお願いします。ありがとうございました」

▼丸藤「チャンピオン、喋っておけ」

※丸藤と望月が立ち去ると

▼清宮「なんだ、帰っちゃうのか? 俺はな、まだまだ認められたと思ってないよ。偉大すぎる本当に大きな存在だけど、必ず俺は越えていくから」

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