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6/29【NOAH】GHC二冠前哨戦スタート 先制・中嶋が“世界の中心"宣言

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』静岡・島田市総合スポーツセンターサブアリーナ(2019年6月29日)
○中嶋勝彦&潮崎豪&モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム&田中稔vs清宮海斗&谷口周平&丸藤正道&齋藤彰俊&井上雅央×

 GHC二冠をめぐる前哨戦が島田大会からスタート。まずはGHCタッグ防衛戦とGHCヘビー挑戦を控える中嶋が先制し、“世界の中心"宣言を放った。

 7・27川崎大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)清宮vs中嶋(挑戦者)」、7・21むつ大会のGHCタッグ王座戦「(王者)中嶋&潮崎vs清宮&谷口(挑戦者)」に向けたダブル前哨戦がこの日からスタート。中嶋&潮崎&ヨネ&ストーム&稔組と、清宮&谷口&丸藤&齋藤&井上組に分かれての10人タッグマッチで激突した。

 ともに“二冠獲り"のチャンスとなる中嶋と清宮はのっけから先発して火花。10人タッグマッチだけに目まぐるしい攻防となったが、終盤には潮崎と谷口も打撃戦を繰り広げた。

 最後は“AXIZ"中嶋&潮崎組が、逆水平&左ミドルキックの交互乱打で井上を人間サンドバック状態に。中嶋は場外の清宮に見せつけるように前後からのサッカーボールキックで井上を蹴りまくると、悠然とランニングローキックをズバリ。最後はヴァーティカル・スパイクで突き刺して完璧な3カウントが数えられた。

 “GHC二冠"へまずは先制した中嶋は、それぞれのベルトを手にして清宮とにらみ合うと「清宮海斗、谷口周平。早速、決まったな。7・21青森、青森のむつでお前らの挑戦を受けることになった。いや、受けてやるよ。俺たちAXIZが防衛して、7・27川崎でお前が持つそのシングルのベルト、俺が獲って、俺が二冠だ!」とマイクで通告した。

 「軸」を意味するタッグチーム名“AXIZ"には、中心をつかみたい思いが込められている。中嶋は「(杉浦&KAZMA組から奪回して)また俺たちAXIZのもとにGHCタッグベルトが戻ってきた。この意味は俺たちAXIZ、十分分かってる。そのうえで清宮海斗のベルトに挑戦する。中嶋勝彦は今月もう一皮むける。AXIZもどんどん成長していくぞ。よく覚えとけよ。ノアのタッグチームは“AXIZ"中嶋勝彦&潮崎豪の俺たちだ。ノアの中心、いや、日本の中心、いや世界の中心はAXIZだ!」とノアはおろか“世界の中心"宣言まで放って、真夏の二冠獲りへと進撃を始めた。

【試合後の中嶋&潮崎】
▼中嶋「まぁ早速ね、タッグベルトが戻ってきて最初の試合。飾れて良かったよ。それだけ俺たちAXIZに勢いがあるって証明できたんじゃないかな」

▼潮崎「谷口と清宮に勢いはないだろ? 最初に一発向こうが来てくれるくらいじゃないと、こちらとしてもやりがい無いよ。もっともっと、むつ大会までには脅かすくらいまで来て欲しいっすね」

――二冠というテーマの争いとなるが、まずはタッグ防衛に集中する?

▼中嶋「そうだね。先にあるからね」

――谷口がかなり突っかかって来たが?

▼潮崎「俺が“おっ"と思った谷口っていうのは今日は出てないし、感じてないですよ。全開で来てもらわないと」

▼中嶋「そもそもあっちにタッグチームの名前はあるの? 清宮と谷口に。ないんだ。チームに対する愛がないねえ、向こうは」

――名前が決まっていないチームはすべてチーム愛がない、ということになるが…

▼中嶋「そうやってすぐ揚げ足取る。性格悪いな! まぁ見ての通り、AXIZには愛があるだろ? なぁ?」

――……

▼中嶋「もしかしてお前、愛が何なのかわからないタイプ?(笑) 俺たちの試合で“愛"を感じてくれ。見てるお前たちもAXIZの愛を感じてるか? もしかして足りないのか? 足りないなら、俺たちがどんどん感じさせてやるからな。楽しみにしとけ」

▼潮崎「愛だよ、愛!」

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