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6/29【NOAH】公式戦へ鬼のヒザ殺し…小川が原田を場外葬 連覇へ鼓太郎は「優勝しても挑戦しない」

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』静岡・島田市総合スポーツセンターサブアリーナ(2019年6月29日)
○鈴木鼓太郎&小川良成vsYO-HEY&原田大輔×

 7・15後楽園大会のジュニアリーグ戦Aブロック公式戦に向けて小川が原田の左ヒザを徹底破壊、リングアウト負けに追い込んだ。ジュニアリーグ戦連覇がかかる鼓太郎は、小川との決勝対決を熱望しつつ「優勝しても挑戦しない」宣言を放った。

 過熱する“スティンガーvsRATEL'S"のジュニア抗争に加えて、ジュニアリーグ戦公式戦では同じAブロックに入った小川と原田。前哨戦となったこの日は、小川が鼓太郎とともに原田の左ヒザをあの手この手で徹底的に痛めつけ、YO-HEYへのタッチすら許さずに圧倒した。

 終盤には鼓太郎が左ヒザだけを狙った変型ブルーディスティニーを繰り出し、小川が足4の字固めでギブアップ寸前にまで追い込む。さらには鼓太郎がエプロンサイドへのニークラッシャーを見舞うや、本部席へのニークラッシャーまで繰り出し、原田は場外でうずくまったまま屈辱の場外カウント20を聞いた。

 試合が終わっても小川と鼓太郎はなおも原田のヒザを痛めつけて公開処刑。慌ててHAYATAとタダスケのRATEL'S勢が救出に駆けつけたが、小川は原田の持つIPWジュニアベルトを強奪して引き上げた。かと思いきや、あっさりバックステージで記者に「返しといて」と返還し、公式戦に向けて原田をコケにした。

 一方でジュニアリーグ戦連覇がかかるBブロック・鼓太郎は「丸藤さんともやりたいけど、小川さんともやりたい。この二人は外せない」とAブロック・小川との決勝対決を熱望。“タイトルマッチ・アレルギー"を公言しているだけに「チャンピオンが出てる中で優勝したら、俺のほうが強いってことでしょ? 挑戦する必要ないじゃん。俺より弱い人間がGHCジュニアを巻いてればいいんじゃない? そっちのほうが満足だね」と優勝してもGHCジュニア王座への挑戦権を行使しない姿勢を明確にした。

【試合後の小川&鼓太郎】
――なぜあそこまで執ようにヒザを攻めた?

▼小川「リーグ戦があるからです!」

――“スティンガーvsRATEL'S"というよりは個人闘争として?

▼小川「まぁ両方だね」

――もう一本のベルト(IPWジュニア)を手にしている意味は?

▼小川「そこにあったからだよ(笑)」

▼鼓太郎「ベルトも小川さんの肩にかかってるほうが良いって」

▼小川「あ、返しといて(※記者にベルトを渡す) あとはウチのおしゃべり担当の鈴木クンに任せます」

――連覇がかかったリーグ戦となるが?

▼鼓太郎「俺のリーグ戦はまだ始まってないのは、何かの差し金かな。後半に立て込んでるみたいだけど…。俺のブロックには誰がいるんだよ? 出てこないの? 分かってないじゃん記者が」

――HAYATA選手…

▼鼓太郎「楽勝でしょ。あとクリスか」

――小川とは別ブロックとなるが?

▼鼓太郎「…ということは、でしょ。丸藤さんともやりたいけど、小川さんともやりたい。この二人は外せないな。シングル希望する選手としてはね」

――タイトルマッチアレルギーを公言しているが、優勝したらタイトルには…

▼鼓太郎「だってチャンピオンが出てる中で優勝したら、俺のほうが強いってことでしょ? 挑戦する必要ないじゃん。俺より弱い人間がGHCジュニアを巻いてればいいんじゃない? そっちのほうが満足だね」

――それよりも小川との決勝実現?

▼鼓太郎「させたい。やる気に満ちあふれてる小川さんと。で、Bブロックは誰がいるんだ!?」

――大原選手がいる

▼鼓太郎「俺から逃げたヤツだろ。公式戦で唯一俺から勝ってるのに挑戦して来なかった。RATEL'Sのせいにしてあいつは逃げたんだ。そんなヤツは相手にしないよ。俺のBブロックは誰がいるんだ!? 勉強しとけ!!」

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