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7/6【NOAH】小川“絶好調男"タダスケ料理で初日 原田戦へ不敵予告

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』新潟・風鈴屋(旧月岡ニューホテル冠月)(2019年7月6日)
Aブロック公式戦 ○小川良成vsタダスケ×

 小川がRATEL'Sの“絶好調男"タダスケをジュニアリーグ戦Aブロック公式戦で技あり料理。2戦目にして初勝利を上げ、1勝1敗で続く“ボスラーテル"原田大輔戦へと駒を進めた。

 今年に入って“スティンガー"としてRATEL'Sと抗争を展開してきた小川。52歳にしてノアジュニアを最前線で引っかき回してきた。シングルのリーグ戦にもエントリー。初戦は田中稔相手に落としたが、見るものを唸らせる技巧戦を展開し、この日のタダスケ戦でもまたしかりだった。

 開始直後こそ“絶好調男"タダスケが駆け回って「オー!」連呼などで見せ場を作ったものの、小川は徹底した首攻めで反撃。場内外であらゆる引き出しや切り返しをみせながら徹底した一点集中攻撃をみせ、特段クルックヘッドシザースは強烈で、拷問地獄に陥ったタダスケはギブアップ寸前にまで追い込まれた。

 それでもタダスケは追尾式ラリアットからのエアプレーンスピン式オービー・トライスを決めて好機をつかんだものの、小川はカバーに来たタダスケを吸い込むようにスリーパーで捕獲。抜け出したタダスケも、なんとかラリアットを当てて強引に押さえ込んだが、小川は再び吸い込むように回転十字固めで切り返し、技アリの3カウントを奪ってみせた。

 絶好調男を料理して2戦目にして初白星。「ハァハァ…この息の上がり方みて分かるでしょ? ちょっと危なかったけど…ギリギリで何とか勝つことができた」とタダスケの力量を認めた小川ではあったが、天敵RATEL'S狩りで星取りをまずは1勝1敗の五分に戻した形となった。

 Aブロックはタダスケ、原田、YO-HEYとRATEL'S勢がひしめいている。「まぁ、いいんじゃない? モチベーション保つには」と笑ったベテランは、続く“ボスラーテル"原田戦(7・15後楽園)に向けて「まぁ、見たこともないような面白い試合して、うん」と不敵に予告してみせた。

【試合後の小川】
――タダスケ戦と戦ってみて?

▼小川「ハァハァ…この息の上がり方みて分かるでしょ? ちょっと危なかったけど…ギリギリで何とか勝つことができた」

――RATEL'S相手には負けられない思いが強かった?

▼小川「それはあるね。まぁでも、タダスケ“にも"負けられないし、どんな相手にも負けたくないし」

――リーグ戦としては2戦目で初白星となったが?

▼小川「まぁ1敗くらいするんじゃないか…っていうのは想定内だから」

――次もRATEL'S…

▼小川「(Aブロックは)ほとんどRATEL'Sじゃん(笑) まぁ、いいんじゃない? モチベーション保つには、ちょうどいい」

――次は後楽園での原田戦、先日はかなり執ようにヒザを痛めつけていたが?

▼小川「もう回復してるだろうからねえ、まぁプレッシャーにはなったと思うけど。まぁ、見たこともないような面白い試合して、うん」

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