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7/10【全日本】岩本が佐藤撃破でJr.タッグリーグに弾み ジェイク&野村が本格始動

『ファン感謝デー〜2019 SUMMER FESTIVAL〜』東京・後楽園ホール(2019年7月10日)
○岩本煌史&ジェイク・リー&野村直矢vs西村修&ジョエル・レッドマン&佐藤光留×

 岩本が佐藤を孤高の芸術で撃破し、7・17後楽園で開幕するジュニアタッグリーグ戦に弾みをつけた。

 『2019 Jr.TAG BATTLE GLORY』に岩本は佐藤恵一とのSweeperコンビでエントリーしている。今宵は世界タッグ王座を狙って合体したばかりのジェイク&野村と組み、西村&佐藤&レッドマン組と激突した。佐藤もジュニアタッグリーグに岡田佑介とのコンビで出場する。

 「帰ってきたレッドマン」のサブタイトルがついた試合だけに、今年4月のチャンピオン・カーニバル以来、3ヵ月ぶりに来日した英国の業師・レッドマンが序盤戦から躍動。コーナーで倒立するなど様々なテクニックで野村を幻惑し、場内を何度も沸かせる。柔術着姿の佐藤や西村も技巧戦で続き、3人による関節技の共演も決まった。

 しかし、ジェイク組は下がらない。岩本が佐藤の足関節に捕まってしまったが、アンクルホールドに固めた場面で、ジェイクがレッグラリアットを突き刺してカットイン。野村もリングに飛び込んで合体し、ジェイクがコーナーに佐藤を振ったところで野村が串刺しジャンピングエルボーを突き刺すと、さらにスピアーもさく裂した。岩本も息を吹き返し、ブレーンバスターの構えからトップロープに腹から落とすと、そこをジェイクがヒザ蹴りでカチ上げ、間髪入れずに岩本がネックスクリューを敢行した。

 怒濤の連続攻撃で岩本が好機を掴む。タッグリーグ前に負けるわけにはいかない佐藤は孤高の芸術狙いを切り返して延髄斬りを振り抜くと、ヒザ十字固めに捕獲したが、岩本は強引にジャーマンで引っこ抜いて鎮圧。最後は豪快な大外刈りから孤高の芸術に繋げて、佐藤から3カウントをもぎ取った。

 7・21岡山での公式戦を前に、岩本が佐藤を撃破。タッグリーグ戦に弾みをつけた。それでも岩本は「佐藤光留選手から何とか自分が3カウントを取れたけど、公式戦になったらどうなるかわからない。正パートナーじゃないしね。ましてや6人だし。絶対緩めない。俺は緩めない。緩めることは絶対ない」と勝って兜の緒を締めつつ、「このまま…このまま行きますよ」とリーグ戦に照準を合わせた。

 また、7・27大阪で諏訪魔&石川組の保持する世界タッグ王座挑戦が決まったジェイク&野村も本格始動初戦に手応え。連係を見せた場面はわずかだったが、試合後にガッチリと握手を交わすと、「僕たちもっと危険で危ない連携技考えているんで。その技で暴走大巨人をノックアウト。楽しみにしといてください」(野村)、「暴走大巨人は同じ全盛期同士。その全盛期を俺と野村さんがいただいちゃいます」(ジェイク)とベルト奪取に自信を深めた。

【試合後のジェイク&野村&岩本】
※野村だけが先にコメントブースに現れると

▼野村「今日出した連携はほんの一部ですよ。僕たちもっと危険で危ない連携技考えているんで。その技で暴走大巨人をノックアウト。楽しみにしといてください」

※野村が去っていくと、ジェイクと岩本が揃って現れる

▼ジェイク「今月からジュニアタッグが始まりますね。あんな攻防を目の前で見せられたら、俺も何が何でも世界タッグを獲ってやろうとやっぱり思いますよね」

▼岩本「そうだね。今月、自分がジュニアタッグリーグに出るにあたって、アジアの防衛戦は必然的にできないわけですから。そこを欲出して、ジェイクさんは次、世界タッグ。いいと思うよ。世界タッグを獲りにいくなら、俺は佐藤恵一と組んで、ジュニアタッグを獲りにいくよ。また新たな称号をお互いに掴んで、8月に防衛戦があるのかわからないけど、そこでまたジェイク&岩本組というタッグチームが、また分厚い分厚いタッグチームになっていると思います、その時には」

▼ジェイク「話題をドンドン俺たちで作っていって。そして、アジアタッグはアジアタッグとしてもっともっと認知させて。で、世界タッグ。全盛期パートナーか。暴走大巨人は同じ全盛期同士。その全盛期を俺と野村さんがいただいちゃいます」

▼岩本「いいね。今日、佐藤光留選手から何とか自分が3カウントを取れたけど、公式戦になったらどうなるかわからない。正パートナーじゃないしね。ましてや6人だし。絶対緩めない。俺は緩めない。緩めることは絶対ない。このまま…このまま行きますよ。アジアタッグチャンピオンだし、負けないよ、俺は」

※2人で握手を交わすと

▼岩本「そして、ファンの皆様、いつもありがとうございます」

▼ジェイク「ファン感だからね。ありがとうございます」

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