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7/20【NOAH】タッグ戦前日に潮崎復帰、王者・中嶋が谷口ピンで“AXIZ完全復活"アピール

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』秋田・セリオンプラザ(2019年7月20日)
○中嶋勝彦&潮崎豪&モハメド ヨネ&原田大輔&YO-HEYvs清宮海斗&丸藤正道&齋藤彰俊&井上雅央&谷口周平×

 あす(21日)むつ大会のGHCタッグ王座戦「(王者/AXIZ)中嶋&潮崎vs清宮&谷口(挑戦者)」に向けて、負傷欠場中だった潮崎が本番前日に復帰。最後の前哨戦で中嶋が谷口を直接撃破し、“AXIZ完全復活"を叫んだ。

 左ヒザのじん帯損傷で7月前半を欠場した潮崎だったが、復帰戦となった7・15後楽園大会でも谷口のチキンウイングアームロック式のキャメルクラッチで左肩を破壊され、「左肩亜脱臼」で再欠場していた。

 2大会を欠場した潮崎だが、本番前日となるこの日の秋田大会で5日ぶりに復帰。やはり肩やヒザを攻められると動きが止まったものの、谷口と真っ向からの打撃戦を展開するなどして火花を散らした。

 先に決定機を迎えたのは清宮&谷口。同時発射のパワースラム競演で場内を沸かせて流れを変えるや、谷口が中嶋に猛烈なカウンター・ラリアット一閃。吹っ飛んだ中嶋をチョークスラムでダメを押し、ジャーマンを狙った。

 だが、中嶋は一回転して着地。逆にセカンドターンバックルごとアゴを蹴り上げて逆転だ。立て続けにトラースキックでアゴを居抜き、潮崎とともに谷口を取り囲んで逆水平&左ミドルキックを前後から乱打。人間サンドバック状態となった谷口にフィッシャーマンバスターとトラースキックの合体攻撃も繰り出すと、中嶋がランニングローキックをズバリ。そのまま一気にヴァーティカル・スパイクで突き刺して谷口から直接3カウントを奪ってみせた。

 最終前哨戦で王者・中嶋が挑戦者・谷口から直接ピンフォール勝ち。防衛へ弾みをつけた中嶋は、マイクをつかむと「勢いのある挑戦者、清宮クンと谷口周平。ついに明日だな。この2本のタッグベルトを懸けて、明日、むつで勝負だ。でも忘れるな。二冠というお前たちの夢、俺たちAXIZがへし折ってやる」と悔しげな清宮&谷口に通告した。

 バックステージでは潮崎が“負傷の影響なし"を強調。中嶋も「今日は見てのとおり、AXIZ完全復活だよ」とアピールしてみせた。

 欠場中は日々中嶋がベルトを2本持って試合に臨んできただけに、「それがAXIZのタッグ愛であり、絆。今度は俺が(中嶋に)返さないといけないし、俺が見せないといけない。結果含め」と自ら決勝打を叩き込んでの王座防衛を誓った。

【試合後の中嶋&潮崎】
▼中嶋「(※潮崎に)おかえりー」

▼潮崎「ありがとうございます。帰ってこれたよ」

▼中嶋「今日は見てのとおり、AXIZ完全復活だよ。豪さん戻ってきて、AXIZ完全復活」

――ヒザと肩の影響は実際試合をしてみて?

▼潮崎「どうだった?」

――攻められると動きが止まっていたが?

▼潮崎「あー!? 攻められたらそりゃ痛いだろ。それを踏まえてどうだったって聞いてんの」

――結果は出ている、しかも直接ピンフォール勝ち

▼潮崎「そうだね。久しぶりの試合だし、2試合穴をあけたかな。それで帰ってきて、勝さんがうまくフォローしてくれたなと。このタッグ愛、帰ってきてさらに深いタッグ愛を感じましたよ」

――中嶋選手が欠場中も2本のベルトを持ってリングに上がり続けたが?

▼潮崎「うん。それもAXIZのタッグ愛であり、絆。それがあったからこうしてリング上に帰ってこられた」

――本番では自身が中嶋の思いに応える番?

▼潮崎「そうだね? 俺が返さないといけないし、俺が見せないといけない。結果含め。そのうえでGHCの、AXIZのベルトを守ります」

――中嶋選手は本番を前日にして?

▼中嶋「今日もそうだったけど、最後はお客さん“AXIZの愛"でいっぱいだったな? そうだろ? 明日は明日で、青森をAXIZの愛で埋め尽くしてやるから」

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