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7/23【全日本】光留&岡田2連勝、北斗&アキラは自力V消滅

『2019 SUMMER ACTION SERIES』福岡・北九州芸術劇場 中劇場(2019年7月23日)
「2019 Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦=○岡田佑介&佐藤光留vsフランシスコ・アキラ&大森北斗×

 光留&岡田が2連勝。敗れた北斗&アキラは自力優勝が消滅した。

 2日前の玉野大会で岩本&恵一を破って初白星を挙げた光留&岡田のEvolutionがこの日3戦目を迎えた。相手は北斗&アキラの日伊新鋭タッグ。若い二人の奮戦もあって苦戦を強いられた。

 序盤から北斗が岡田、アキラが光留を相手に互角に渡り合い、Evolutionはなかなか流れをつかめない。それでも北斗に的を絞ると、光留がジャンピングハイキック、ランニングローキックと蹴りまくる。岡田もフロントハイキックでねじ伏せ、サッカーボールキックをお見舞い。なおも光留が蹴りの雨を降らせた。

 粘った北斗がドロップキックで光留に反撃すると、アキラがミサイルキック、スリングブレイド、ダイビングボディアタックと空中殺法を連発して巻き返す。ならばと光留はアンクルホールドで捕らえ、そこに岡田が低空ドロップキックを放つ連係もみせたが、岡田がアキラの延髄斬りで動きが止まり、アキラのミサイルキックと北斗のDDTの連続攻撃を食らってしまった。

 それでも岡田はキチンシンクで北斗の攻勢を止め、バックドロップで叩きつけて反撃ののろしを上げた。北斗がドロップキックや回転十字固めで食い下がっても、ランニングヘッドバットを連発して返り討ち。最後はサドンデスを爆発させて北斗に引導を渡した。

 北斗&アキラに手を焼いたものの、光留&岡田が2連勝。勝ち点を4に伸ばした。ポイントゲッターとなった岡田だが、「俺と約2年ぐらいのキャリア差があると思うけど、俺はまだまだ抜かれる気なかったし、そんなつもり全くなかったけど、今日の試合、マジで焦った。全然、完勝じゃなかった」と北斗の奮戦ぶりに悔しさを隠せず。「次やる時、シングルでもタッグでも絶対もっとボコボコにいてこましてやるからな」と宣言し、後輩を引き離す構えをみせた。

 残る公式戦は7・25広島大会のKagetora&サンタマリア戦、7・27大阪大会の丸山&めんそーれの2試合。いずれも勝利できれば、決勝進出の可能性は十分。二人は「俺たちが全日本代表のタッグチームにならなきゃいけない」(光留)との覚悟とともに優勝まで突き進む。

 一方、アキラ&北斗は2敗目で自力優勝が消滅。残る公式戦は明日7・24佐賀大会のKagetora&サンタマリア戦、7・27大阪大会のSOS戦の2試合。残り全勝できたとしても勝ち点5止まり。5点以上マークするチームが現れた時点で脱落が決まる厳しい状況となってしまった。

【試合後の光留&岡田】
▼岡田「まずはチームの2勝。2勝やけど、ちょっと悔しいな。北斗、Twitterでも言ってたけど、あいつが今かなり上がってきてる。俺と約2年ぐらいのキャリア差があると思うけど、俺はまだまだ抜かれる気なかったし、そんなつもり全くなかったけど、今日の試合、マジで焦った。全然、完勝じゃなかったな。でも次やる時、シングルでもタッグでも絶対もっとボコボコにいてこましてやるからな。次が楽しみ。でもチームの2勝」

▼光留「俺、そんなにびびんなかったよ。助けにいこうと思ったけど、岡ちゃん、まだまだみてると差があるから。俺たちが全日本代表のタッグチームにならなきゃいけないんだから。北斗、もしかしたら10あるバロメーター、岡田とお前が3と4になったかもしれない。でもその1を埋める作業がどれだけ大変なことか、これから思い知るよ。それが全日本ジュニアだ」

【北斗の話】「また岡田さんに負けた。成長しなきゃって、若手の勢いが大事だって一番わかってる。また岡田さんに獲られた。クソ!」

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