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7/30【大日本】欠場・関本からのオファーでノア・稲村が緊急参戦 「近い将来、関本さんとの一騎打ちを」

東京・後楽園ホール(2019年7月30日)
○鈴木秀樹&忍&ドリュー・パーカーvs青木真也&稲村愛輝&橋本和樹×

 緊急参戦となったノア・稲村が関本との「近い将来の」一騎打ち実現をぶち上げた。鈴木に敗れ、酷評された和樹は「好き勝手面白くしてやる」と宣言した。

 関本が飛行機トラブルでアメリカからの帰国が間に合わず今大会を欠場。代わりにノアの新鋭・稲村が4・13札幌大会以来3ヵ月ぶりに参戦した。しかも団体を通じてのオファーではなく、関本本人から個人的な依頼によるもの。、「N-1の出場者が発表されて、自分が入ってなくて、そんな鬱憤たまってる時に関本さんから連絡いただいて、自分は会社の犬じゃないんで即決した」という稲村は和樹&青木とのトリオで鈴木&忍&パーカーの小林軍団と対戦した。

 先発を買って出た稲村は鈴木と向き合い、ショルダータックルでなぎ倒して稲村コールを起こす。場外戦でも忍を客席に投げ飛ばすなどの暴れっぷりをみせた。中盤に再び鈴木と向き合うと、串刺しボディアタックを連発し、アバランシュホールドを敢行。ダイビングショルダーで攻め込んだ。緊急参戦となった稲村だが、3ヵ月ぶりの大日マットは「物凄くいい刺激」となった。「自分は強い意志と信念を持って動いてるだけ」と言い切る稲村は「近い将来、関本さんとの一騎打ちを希望したい」と熱望。いつか関本戦を実現させるためにも大日本への継続参戦に色気をみせた。

 最後は鈴木と和樹の間で勝負が決した。挑発的に頭を叩いた和樹はミドルキック連打、顔面ウォッシュで攻め立て、PKからのアンクルホールドで捕らえたが、鈴木は難なく脱出。パーカーがケブラーダを放って分断し、鈴木の補助付きでその場飛びファイアーバードスプラッシュを投下すると、鈴木がワンハンドバックブリーカーで追い討ち。ダブルリストロックから変型ネックロックに移行して絞め上げ、和樹をギブアップさせた。

 試合後、鈴木はマイクで「橋本和樹、つまんない、何も面白くない、やめた方がいい」と言いたい放題に酷評。これには和樹も黙っていられない。「今年でデビューして10年。辞めるなんて年じゃねぇんだよ! やめてたまるかよ! つまんねぇんだったら面白くしてやるよ」と反発すると、「勝手に出てきて、勝手に軍団って仲良子よしやってよ。好き勝手やってるのあいつだろ。だったら俺も好き勝手やってやるよ!」と宣言していた。

【試合後の青木&稲村&和樹】
▼青木「いやぁ、ちょっと今回、稲村選手、初めて組ませてもらって、いい意味でも悪い意味でも自由にやりすぎちゃったかなと思います。いい部分を伸ばしていって自分はどんどんいこうかなと思います。鈴木さんを野放しにしすぎちゃったかなというのが今日の敗因です」

▼稲村「自分の団体のN-1の出場者が発表されて、自分が入ってなくて、そんな鬱憤たまってる時に関本さんから連絡いただいて、自分は会社の犬じゃないんで即決して、今日、大日本出させていただきました。自分は強い意志と信念を持って動いてるだけなんで、近い将来、関本さんとの一騎打ちを希望したいです。今日は大日本さん後楽園参戦できて物凄くいい刺激もらいました。ありがとうございました」

――そのために今後も大日本に上がりたい?

▼稲村「それは自分の考え次第で、自分の意思で動きます。強さを求めて自分は動くだけです」

※二人が去ってから

▼和樹「注目してんのあいつだろ。稲村だろ。知らねぇよ、あんなの」

――鈴木選手がマイクでかなり手厳しい言葉を浴びせられたが?

▼和樹「今の俺は確かにつまらないんだろうな、あいつからみて。お客さんも俺のことつまんないと思ってるんだろうな。だからといって、今年でデビューして10年。辞めるなんて年じゃねぇんだよ! やめてたまるかよ! つまんねぇんだったら面白くしてやるよ。知らねぇよ。あいつが全てか? あいつが神様か? あいつが全部を背負ってんのかよ? 操ってんのかよ? 違うだろ。勝手に出てきて、勝手に軍団って仲良子よしやってよ。好き勝手やってるのあいつだろ。だったら俺も好き勝手やってやるよ! 知ったこっちゃねぇんだ。次は殺す」

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