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9/5【新日本】神戸一騎打ちへ後藤が鷹木に通告「とことん潰し合おうぜ」

『Road to DESTRUCTION』東京・後楽園ホール(2019年9月5日)
○後藤洋央紀&オカダ・カズチカ&ロッキー・ロメロvsSANADA&鷹木信悟&BUSHI×

 後藤が鷹木との再戦へ向けて「とことん潰し合おうぜ」と呼びかけた。

 9・22神戸大会で一騎打ちを控える後藤と鷹木。8・11武道館でのG1公式戦以来の再戦で、前回は鷹木が勝利している。この日は後藤がオカダ&ロメロ、鷹木がSANADA&BUSHIとそれぞれ組んで激突。雪辱を誓う荒武者は鷹木相手に真っ向勝負を繰り広げた。

 試合は10・14両国大会のIWGP決戦へ向けた王者・オカダと挑戦者・SANADAによる前哨戦で幕開け。オカダが早くもレインメーカーを狙えば、かいくぐったSANADAはSkull Endの構え。ともにフィニッシュホールドが不発に終わると、オカダがフロントハイキック、低空フロントキックで先手を取った。負けじとSANADAもパラダイスロックでオカダの動きを止め、低空ドロップキックを見舞ってやり返す。

 ここからロス・インゴ軍がロメロに的を絞って主導権を握ったが、ロメロがフランケンシュタイナーで突破口を開くと、後藤と鷹木が向き合った。SANADAの介入を回避して串刺しラリアットを叩き込んだ荒武者は村正、バックドロップの連続攻撃で攻め立てる。鷹木も追尾式ラリアット、バックドロップで応戦。串刺しパンピングボンバーも叩き込んだが、正調パンピングボンバーは後藤がラリアットで相打ちに持ち込んだ。

 終盤にはロス・インゴ軍の連続串刺し攻撃、SANADA&BUSHIのダブル低空ドロップキックによって守勢に回った後藤だったが、BUSHIのエムエックスを不発に終わらせると、両軍が入り乱れる混戦模様の中、再びラリアットとパンピングボンバーで鷹木と正面衝突。ノーモーション頭突きをぶち込んで鷹木を蹴散らすと、牛殺し、GTRのフルコースでBUSHIを料理した。

 鷹木の眼前で後藤が快勝。試合後、エプロンの鷹木と互いを指差し合いながらにらみ合った。「お前、次の試合で全てを懸けるらしいな? 素晴らしいじゃないか。それが飾り気のない和の精神ってやつだ」と称えた後藤だが、2連敗を許すつもりはさらさらない。「俺はもう2度とお前に足を引っ張られるつもりはない」と言い切ったうえで、「神戸、潰し合おうぜ。とことん潰し合おうぜ」と通告した。この日も真っ向勝負で渡り合ったが、1ヵ月ぶりのリマッチはG1公式戦の上回る熱戦となりそうだ。

【後藤の話】「おい、鷹木。お前、次の試合で全てを懸けるらしいな? 素晴らしいじゃないか。それが飾り気のない和の精神ってやつだ。素晴らしいじゃないか。だが、残念ながらよ、俺はもう2度とお前に足を引っ張られるつもりはない。神戸、潰し合おうぜ。とことん潰し合おうぜ。ところでよ、お前が懸ける全てっていったい何のことだ? 何を懸けるって言うんだ?」

【オカダの話】「(G1で負けてからのSANADA戦は気持ちも違う?)まあ、もうそんなに気の抜けないオカダ・カズチカが相手になったということなんじゃないかなと思います。別に今まで1回もSANADAさん相手に気を抜いたことはないですけど、本当にしっかりと次は、今までで一番強いオカダ・カズチカが相手になるんじゃないかなと思います」

【ロメロの話】「これで俺にとっては3連勝だ。今日、昨日の後楽園ホール、そしてロイヤル・クエスト。明日ももちろんもう1勝重ねることになるだろう。しかし、ここでひとこと言っておきたいことがある。リュースケ・タグチ、田口監督。お前、俺のボーイズと何をしてくれてんだ? RPG 3Kというのは俺とSHOとYOHで1つのチームなんだ。俺はもうすでにあのメンバーに入っている。俺、SHO、YOH、田口じゃない。しっかりとお前の立ち位置を見てくれよな」

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