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9/7【NOAH】論外&大原がJrタッグ挑戦表明も…原田&タダスケが“待った"

『N-1 VICTORY 2019〜NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE〜』神奈川・横浜ラジアントホール(2019年9月7日)
○小峠篤司&小川良成&鈴木鼓太郎vs大原はじめ&NOSAWA論外&岡田欣也×

 大原&論外の杉浦軍コンビが、GHCジュニアタッグ王者の小川をKOして挑戦を表明。そこに原田&タダスケのRATEL'Sコンビが“待った"をかけた。

 “スティンガーvsRATEL'S"が熱を帯びるノアジュニアだが、この日は“スティンガーvs杉浦軍"が実現。試合は杉浦軍見習いの岡田が、IPWジュニア王座挑戦を控える小峠に敗れてスティンガーが圧勝したが、試合後に動いたのは論外だった。

 ジュニアタッグベルトを巻く小川を指差してにらみ合うと、小川は不敵に握手を求める。論外も応じる…とみせかけて低空ドロップキックを発射するや、シャイニング・ウィザードをぶち込んで小川をKOし、すかさずマイクを握って「小川さんに、鼓太郎ちゃんよ。次のGHCジュニアタッグ挑戦者はNOSAWA論外と大原はじめだ」と表明した。

 ところが、そこへ「待てこらあ!」とタダスケが原田とともに登場。「なに勝手に決めとんねん。ぽっと出て、たまたまスティンガーと試合して、たまたまエエ感じになったからって挑戦できるんかい! 俺らRATEL'Sはな、なんべんスティンガーと試合しとると思うとるねん。次の挑戦者は俺と原田やろが!!」と“待った"をかけた。

 論外は「お前、めんどくせえな…。お前、RATEL'Sの金髪豚ヤローだろ? お前らの要求、のんでやるよ。次のGHCジュニアタッグチャンピオンのNOSAWA論外&大原はじめの最初の挑戦者。金髪豚ヤローと小さいゴリラ(原田)だ」と、王座奪取を“決定事項"としたうえで、最初の挑戦者にRATEL'Sコンビを指名することを約束した。

 すかさずタダスケは「おかしい! なんで勝手にチャンピオンになってる体になっとんねん。普通、挑戦者決定戦とかやるんちゃうんかい!?」と問いかけると、会場も拍手喝采で呼応。両軍乱闘に発展した。

 バックステージでも論外が「会社の犬権限」(?)を行使しての優先権を主張したが、タダスケは「ふざけんなあああああ!」と絶叫して激怒。原田も「さっきのお客さんの反応で分かるんじゃないですか? タダスケが『挑戦者決定戦やったらええやん』って言ったら凄い沸いた。ねえ? これを会社は無視するのか? あいつらの言うことを鵜呑みにするのか。その辺はしっかりと判断してもらいたいなと思いますけどね」とけん制し、ジュニアタッグ戦線が一気に混沌としてきた。

【試合後の大原&論外】
▼論外「ノアジュニアで一番おもしろい人間に喧嘩売ったぞ? ノアジュニアって結局、小川良成だろ? 一番おもしろい人間に喧嘩を売ったら、ノアジュニアで一番人気者の仲良しこよしの動物園みたいな連中が来て。いいんじゃねえの? ワタシ、体調あんま良くないから試合組まれないけど、一番ノアジュニアでおもしろい人間に、このNOSAWA論外が初めてこのノアマットで我を出したぞ。あの動物園のヤツら(原田&タダスケ)が『次は俺たちが挑戦者だ』って言おうが、俺たちは会社の犬なんだよ。俺たちの要求が最優先に通るんだからよ。そこは俺に譲ってくれてもいいんじゃないか? 挑戦権。あんまりやる気出さないんだから、俺も。レスラーとしての“終活"入ってんだから」

――決定戦はやらない?

▼論外「だから必要ねえだろ。俺たちは会社の犬なんだよ。あいつらに何の力があるんだよ? 俺たちは会社の犬だぞ?」

▼大原「会社がどっち取るかだよ。ラーテルを取るか、犬を取るか。その答えを皆さん、どうぞご覧になってください」

▼論外「世の中所詮な力とカネで動いてんだよ。そういうことだよ。あの辺のガキンチョにはまだまだ。理想と現実わかってなきゃ、プロレス界で食ってけないんじゃないの? 載せんのか? 載せねえんだったら撮るんじゃねえぞ。会社に言って出禁にするからな。それくらいの力持ってんだよ。リデット・エンターテインメントの犬だぞ? 俺たちは。ワンしか言えねえんだから。挑戦者は俺たちだよ。決定だ」

【原田&タダスケの話】

――会社の犬だから権力がある、挑戦者決定戦はやる必要はない…とのことだが?

▼タダスケ「ほう…会社の犬になったら、そんな自由きくんや。へぇ〜。ふざけんなああああああああああああああああああ!!」

▼原田「落ち着け。さっきのお客さんの反応で分かるんじゃないですか? タダスケが『挑戦者決定戦やったらええやん』って言ったら凄い沸いた。ねえ? これを会社は無視するのか? あいつらの言うことを鵜呑みにするのか。その辺はしっかりと判断してもらいたいなと思いますけどね」

▼タダスケ「…取り乱してすみませんでした。親会社のリデット・エンターテインメントさんに手紙書けばいいですかね? 100通くらい。直接、(リデット社代表の)鈴木さんに言おう。直談判しよう!」

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