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9/7【全日本】世界タッグ陥落も石川が王道Tでの巻き返し宣言「悔しさぶつける」

『2019 LATE SUMMER TOUR〜The Road to 第7回 王道トーナメント〜』長野・ロジテックアリーナ(伊那市民体育館メインアリーナ)(2019年9月7日)
○石川修司vs丸山敦×

 世界タッグ王座を失った石川が王道トーナメントの巻き返しを宣言した。

 諏訪魔との暴走大巨人で世界タッグを保持していた石川だが、9・3後楽園大会でゼウス&崔の軍門に下り、ベルトを失った。無冠となってから最初の試合となったこの日は丸山との珍しい一騎打ちに登場。序盤からパワーと巨体で圧倒し、丸山が串刺しハイキック、トラースキックの連続攻撃や、バズソーキック3連発で食い下がってきても、ツームストンパイルドライバーで突き刺して返り討ち。ランニングニーリフトをぶち込むと、スプラッシュマウンテンを爆発させて完勝を決めた。

 世界タッグ陥落から4日が経過し、石川は「獲られるとは思ってなかったんで、悔しい気持ちしかない」と唇をかむしかない。世界タッグのベルトは暴走大巨人の代名詞となりつつあっただけに喪失感があるのも当然だが、石川はプロレス大賞の最優秀タッグチーム賞3年連続受賞の大目標をモチベーションに、「負けたのはショックですけど、前向いてまた戦っていきたい」と返り咲きの機をうかがう構えをみせた。

 世界タッグを失った今、大巨人にとって直近の大舞台は9・14三条大会で開幕する王道トーナメントだ。9・15仙台大会で組まれた1回戦の相手は崔。奇しくも世界タッグの雪辱戦という図式となる。「シングルプレイヤーとしてもやっぱり石川修司凄いなというのを全日本のファンにもレスラーにもみせつけなきゃいけない」と初優勝を見据えた石川は、「世界タッグ直接は獲られてないけど、悔しさ残ってるんで、それぶつけて必ず1回戦上がって、その勢いで優勝したい」と宣言。崔への雪辱で弾みをつけて秋の栄冠獲りに突き進む構えをみせていた。

【試合後の石川】
――9・3後楽園で残念ながら世界タッグから陥落してしまったが?

▼石川「獲られるとは思ってなかったんで、悔しい気持ちしかないんで。でも、またチャンスくると思ってるし、諏訪魔さんとも前々から話してるベストタッグ3連覇。偉大なレスラーがたくさんいても誰も成し遂げたことがないんで、それを狙って。やっぱり暴走大巨人としてもう一回ね、一つになっていかないといけないと思うんで。負けたのはショックですけど、前向いてまた戦っていきたいなと思います」

――次は王道トーナメントを控えるが?

▼石川「シングルのトーナメントというのは結構リセットされるというか、勢いそのままにいける部分もあるし。最近タッグ屋として見られてる部分も結構あると思うんで、シングルプレイヤーとしてもやっぱり石川修司凄いなというのを全日本のファンにもレスラーにもみせつけなきゃいけないと思うんで。1回戦、崔領二でしたっけ。世界タッグ直接は獲られてないけど、悔しさ残ってるんで、それぶつけて必ず1回戦上がって、その勢いで優勝したいなと思います」

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