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9/14【ZERO1】竹田乱入で田中&菅原に宣戦布告 宮本とインタータッグ挑戦へ

『第16回天下一ジュニア2019優勝決定戦』東京・後楽園ホール(2019年9月14日)
○クリス・ヴァイス&TARU&RAICHOvs田中将斗&菅原拓也&ヤス久保田×

 試合後に竹田誠志が乱入。1人でブードゥー・マーダーズを蹴散らすと、インターコンチネンタルタッグ王者の田中&菅原に挑戦表明。パートナーに宮本裕向を指名すると、怒りの菅原たちも挑戦を受けて立つ構えを見せ、10・26靖国での対戦が決定した。

 REVENGERSの田中&菅原&ヤス組とブードゥー・マーダーズ(VM)のTARU&ヴァイス&RAICHO組が第5試合で対戦した。

 いつ果てることなく抗争を続ける両軍の戦いはVMが奇襲を仕掛けて場外乱闘で幕開け。セコンドの岡本や横山にも介入させると、VMはヤスに照準を絞り、代わる代わるに暴行し、TARUは額にフォークを突き刺して流血に追い込んだ。

 絶叫しながら猛攻を耐え抜いたヤスがドロップキックでピンチを脱すると、代わった田中が大立ち回り。ブレーンバスターやラリアットを乱れ打ってVMをナデ斬りにする。菅原も奮戦し、いい場面でヤスが再びタッチをもらって飛び込んだ。RAICHOに串刺しラリアット、串刺し顔面低空ドロップキックを放つが、追撃はヴァイスがエプロンからフライングショルダーをぶち込んで阻止する。VMは5人がかりでヤスに串刺し攻撃を連発。TARUの水面蹴り、RAICHOのその場飛びシューティングスタープレス、ヴァイスのジャックハマーが火を噴いた。

 菅原と田中が負けじと介入。ヤスと田中は時間差ダイブを狙うが、ヴァイスは田中のスーパーフライを食らっても悠然と立ち上がり、どよめきを誘う。コーナーに足止めされたヤスをよそに、ヴァイスは田中&菅原を同時に担ぎ上げてバックフリップを敢行。さらに、ヤスにはラリアットを振り抜くと、最後はパッケージドライバーで3カウントを奪い取った。

 試合後もVMはヤスたちを暴行するが、そこに思いもよらぬ乱入者が…。今年の火祭りに出場していた竹田だ。1人でVMを蹴散らすと、握手を求めてきた菅原の急所を蹴り飛ばし、ヒザ蹴りでねじ伏せた。

 マイクを持った竹田は「ZERO1ファンの皆さん、お久しぶりです。おい、菅原さんよ、悪いね、悪いね、痛い思いしちゃったね。今日はお前ら、REVENGERSを助けにきたんじゃねえ。ひとごとお前らに言いたいことがあって来てやったよ。お前らの持っているインターコンチのベルト、俺に挑戦させろ!」と田中&菅原が保持するインタータッグ王座に挑戦を表明。「もちろんパートナーは準備済みです。俺のパートナーは宮本裕向だ。俺と宮本のデスマッチコンビで、お前らからベルトを引っぺがしてやるから」と宣言すると、「いい返事楽しみにしてるよ。お邪魔しました」と言い放ってリングを去っていく。怒り心頭の菅原は「おい、竹田。竹田&宮本組、やるに決まってんだろ? おい、三又そうそうに組め」と言い返した。両チームのアピールを受けて、10・26靖国でのタイトル戦が決定となった。

【竹田の話】「まあまあ、突然今日来たのは、やっぱり火祭りでよ、なんかいい時だけ都合のいい感じで俺が使われてよ、ポイ捨てされた感があるから。ここはいっちょ、ベルトを狙って、今日はひっかき回しに来たから。竹田誠志と宮本裕向、舐めてもらっちゃ困るから。ただのデスマッチファイターじゃないぞ。なんでもいける。2人とも何でもできるオールマイティラウンダーだからよ。田中&菅原? 確かに凄いキャリアがあるけど、俺は全然動じてねえし、何なら獲る気満々で今日はここまで来てやったからよ。まあまあ、楽しみにしてるよ」

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