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9/22【新日本】またもGOD狩り 3Kがヘビー級タッグ王座挑戦猛アピール

『DESTRUCTION in KOBE』兵庫・神戸ワールド記念ホール(2019年9月22日)
○YOH&石井智宏&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&SHOvsKENTA&タマ・トンガ&石森太二&エル・ファンタズモ&タンガ・ロア×

 YOHがトンガに続き、ロアを下してまたもIWGPタッグ王者のゲリラズ・オブ・デスティニー狩り。試合後に往復を受けてKO寸前まで追い詰められたものの、改めてSHOとのRPG 3KでIWGPタッグ王座挑戦をアピールした。

 “ゲリラズ・オブ・デスティニー(GOD)"トンガ&ロアは9・15別府で石井&YOSHI-HASHIを返り討ちにして、IWGPタッグ王座V6を果たした。そんなGODに土をつけたのがジュニアヘビー級の“RPG 3K"SHO&YOHだ。9・16鹿児島で、8人タッグながらYOHがトンガをクルリ。階級を超えてIWGPタッグ王座挑戦をアピールしている。

 今大会ではBULLET CLUBのGODがKENTA&石森&ファンタズモと、CHAOSのSHO&YOHが石井&YOSHI-HASHI&オスプレイとそれぞれ組んで対戦。IWGPジュニア王者のオスプレイとファンタズモは10・14両国でタイトルマッチを控えており、その前哨戦にもなった。

 CHAOS軍がトンガに集中砲火を浴びせて先手を取ったものの、BULLET CLUBは場外乱闘に持ち込んであっと言う間に逆転。ブーイングを浴びてもどこ吹く風のKENTAはYOSHI-HASHIを暴行した。

 嫌なムードをオスプレイが変える。5分近く捕まってしまったYOSHI-HASHIからタッチをもらうと、ファンタズモとスピーディかつハイレベルな空中戦で火花。トップロープ上での619やハンドスプリングレッグラリアットでファンタズモらをナデ斬りにする。ファンタズモのリバースフランケンを食らってしまうが、GODの連係攻撃を潜り抜け、いい場面でYOHに繋いだ。

 GODのラリアットに被弾したYOHだったが、低空ドロップキックやドラゴンスクリューで巻き返す。SHOとのダブルジャンピングニーを乱れ打ってGODを下がらせると、石井とオスプレイも好フォロー。GODに猛攻を浴びせた。

 しかし、引かないGODはYOHに照準を絞ると、合体ゴーストフェイスをお見舞い。さらに、ゲリラウォーフェアを狙う。慌ててSHOがカットに入るが、GODは2人がかりで鎮圧すると、SHOにゲリラウォーフェアを仕掛けた。が、SHOがロアを蹴り飛ばして何とか防ぐと、隙を突いたYOHが背後から横入り式エビ固めでクルリ。9・16別府に続き、タッグ王者から値千金の3カウントを奪い取った。

 トンガに続き、ロアを丸め込んだYOHはコーナーに駆け上がって歓声を浴びると、タッグ王座挑戦をアピールするが、GODは収まらない。RPG 3Kを襲撃し、ロアがYOHにエイプシットを敢行すれば、トンガはSHOを竹刀で痛打する。さらに、トンガはYOHにまで竹刀を振り回して憂さを晴らした。その間も、タイトル戦を控えるオスプレイとファンタズモ、そしてYOSHI-HASHIとKENTAも場外乱闘。NEVER王座を巡る遺恨が表面化した形に。

 YOHはKO寸前までいたぶられたものの、試合の勝者であることに変わりはない。去っていくGODに対し、腰にベルトを巻く仕草を見せてタイトル挑戦を改めてアピールした。

 バックステージでSHOが「ベルトを持ってるチャンピオンが3つ取られて、まさかあれはラッキーだったとか、そんなことぬかして俺たちの挑戦を受けない…そんなこと、チャンピオンがするわけないよね。チャンピオンっていうもんは、むしろ取られたら、向こうから逆指名するぐらいのもんじゃないかと」とGODを挑発。YOHも「チャンピオン2人から3つ取ったんだ。これで文句ないだろう。このチャンス、離すもんか。RPG 3Kを世界一のタッグにする。俺たちが次、ヘビーのタッグに挑戦だ」とタイトル戦を迫った。一方のトンガも「こうなったら、SHO、YOH、お前らをヘビー級に迎え入れよう。ニュージャパンの歴史上において、最高に偉大なタッグチームである我々が相手にしてやろうじゃないか」と迎撃を明言しており、両チームの対戦は避けられない状況となった。

プロ格 情報局