10/3【NOAH】小川&鼓太郎がJrタッグ両リン防衛 原田&タダスケ激怒で両国再戦
『PREMIUM PRELUDE 2019』東京・後楽園ホール(2019年10月3日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 △小川良成&鈴木鼓太郎vsタダスケ&原田大輔△
小川&鼓太郎が両者リングアウト決着でジュニアタッグ王座V5。納得のいかない原田&タダスケが怒りの再戦要求をぶち上げ、11・2両国での再戦が決定した。
9・23甲府で大原&論外を破り、ジュニアタッグ王座V4を果たした小川&鼓太郎のスティンガーコンビが早くも5度目の防衛戦に出陣。通算4度目の王座挑戦で悲願の初戴冠を目指すRATEL'Sの原田&タダスケを迎え撃った。
序盤は王者組ペース。鼓太郎がタダスケをラ・マヒストラルで丸め込み、あわや速攻勝利という場面を作ってどよめきを誘うと、原田が相手になっても、鼓太郎のビット、小川のアゴ砕き、鼓太郎の地獄の断頭台、小川のネックブリーカードロップ、鼓太郎のアクシズとスピーディなタッチワークを活かして、一気呵成に攻め立てた。
だが、RATEL'Sもベルト獲りに執念を燃やす。原田が小川の先読みのさらに裏をかいて、マフラーホールドに捕獲すると、合体ニーアッパー、同時トラースキックと連携で猛攻。ジャーマン&ラリアットは痛恨の誤爆に終わったものの、原田は王者組の連続攻撃をことごとく回避すると、タダスケもすぐに動き、弓矢固めとスワントーンボムの合体技で勝機を掴んだ。原田の片山ジャーマンは阻止されたものの、小川をニーアッパー、ランニングエルボーで追い詰める。
小川がたまらず場外に転落すると、原田はトペを狙ったが、エプロンから鼓太郎が掴みかかって阻止し、そのまま強引にブレーンバスターでぶん投げる。負けじとタダスケがラリアットで鼓太郎を場外に叩き落とすと、トペコンヒーロでダイブ。両軍が場外で倒れ込み、場外カウントが進んでいく。原田が懸命にエプロンに上がったものの、小川が場外から引きずり落とし、ここで無常にもカウント20が数え上げられ、両者リングアウトの裁定が下り、小川&鼓太郎組が引き分けながらも5度目の防衛を果たした。
スティンガーコンビはそのままリングを去っていくが、納得がいかないのがRATEL'Sだ。タダスケは「待てって! こんなんで終われるわけないやろ? もう1回やれ」とマイクでアピール。小川たちが振り向きもせずに下がっていくと、「逃げんな!」と背後から追いかけ、バックステージで大乱闘を繰り広げた。
ベルトを振り回して返り討ちにした鼓太郎は「お前ら知らねえのか。引き分けは防衛なんだよ」、「これがルールだよ。チャンピオンの特権なんだよ」と言い放つが、タダスケは「もう1回やれや」と引き下がらず。原田も「こんなんでくたばるか。やるぞ、もう1回。あいつら絶対にやらせるからな。いくぞ、タダスケ。もう1回やるぞ。へこたれんわ。負けへんぞ、こんなんで」と怒りの再戦要求をぶち上げた。
大会終了後、RATEL'Sのアピールを受けて、再戦が決定。11・2両国で両チームによる決着戦が行われることになった。
【試合後の小川&鼓太郎、原田&タダスケ】
※乱闘を仕掛けたタダスケが「やれや!」と原田とともに詰め寄るが、コメントブースでは鼓太郎がベルトを振り回して撃退する
▼タダスケ「逃げんな! やれや、オイ!」
▼鼓太郎「お前ら知らねえのか。引き分けは防衛なんだよ」
▼タダスケ「ビビってんのか、オイ!?」
▼小川「ルールだよ」
▼鼓太郎「これがルールだよ。チャンピオンの特権なんだよ」
※小川と鼓太郎は去っていく
▼タダスケ「もう1回やれや!」
▼原田「逃げんなよ、オイ! もう1回やらせろ、こんなもん。こんなんでくたばるか。やるぞ、もう1回。あいつら絶対にやらせるからな。いくぞ、タダスケ。もう1回やるぞ。へこたれんわ。負けへんぞ、こんなんで。絶対もう1回」
▼タダスケ「もう1回や!」