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10/5【WWE】レスナーがWWE王座奪取も元UFC王者ヴェラスケスと乱闘、ロリンズvs中邑の王者対決実現もワイアット乱入、ロック登場

 スマックダウンが現地時間4日、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催された。

 米国FOXでの初回放送となったこの日のスマックダウン。オープニングにはザ・ロックが久々にWWEのリングに登場した。ベッキー・リンチとキング・コービンが舌戦を展開する中、姿をみせたロックは「ついにロック様がホームに帰ってきたぞ」と叫んで観声に応えた。するとコービンは「ここはもうお前のホームじゃない。身の程を知って黙れ」と罵倒。「俺はお前たち2人より優れている」と豪語した。今度はベッキーが「貴様の考えなど関係なし!」とロックの名台詞を拝借してコービンに反論。その後も舌戦が続くとロックとベッキーはコービンを殴りつける実力行使。さらにベッキーがレッグドロップ、ロックがピープルズエルボーを立て続けにさく裂させると、ロックがダメ押しのロックボトムでコービンを沈め、「ロック様の妙技をたっぷりと味わうがいい」と決め台詞を叫んで会場を沸かせた。

 ユニバーサル王者セス・ロリンズとインターコンチネンタル王者・中邑真輔(withサミ・ゼイン)の王者対決が実現した。 PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』でロリンズに挑戦するブレイ・ワイアットのファイアフライ・ファンハウスが試合前に放送され、ロリンズはプレッシャーがかかった中で試合に臨んだ。中邑がいきなり飛びつきアーム・バーを決めると、これを逃れたロリンズはトペ・スイシーダ2発を放って譲らず。さらにフライング・ハイニーからアバダ・ケダブラを決め、必殺のカーブ・ストンプを狙った。ロリンズの勝機だったが、突如場内が暗転し、ワイアットが現れた。ワイアットはマンディブルクローでロリンズを闇討ち。不気味な高笑いを上げながら暗闇に消え去った。PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』は日本時間10月7日(月)にWWEネットワーク(日本語実況あり)でライブ配信される。

 ケビン・オーエンズが権力を振りかざすシェイン・マクマホンと“負ければWWE退団"を条件としたラダー戦に臨んだ。ラダー上にあるブリーフケースを奪った方が勝利する一戦で両者は激しい攻防を展開。ゴング前からオーエンズが襲いかかれば、シェインはオーエンズを解説席に沈め、コーナートップからのダイビング・エルボーを敢行した。進退がかかったオーエンズもこのまま終われない。ラダーに上がったシェインにフロッグスプラッシュを叩き込んで叩き落とした。シェインもコースト・トゥ・コーストを繰り出して逆転を狙ったものの、ラダーを登ったところをオーエンズがパワーボムで沈め、ブリーフケースを獲得。退団を回避したオーエンズは試合後、シェインに向かって「お前は解雇だ」と言い放つとスタナーをさく裂させた。

 ブロック・レスナーがWWE王座を奪取。試合後、因縁の元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケスと乱闘を繰り広げた。米国FOXでの初回放送となったスマックダウンのメイン戦でレスナー(withポール・ヘイマン)がWWE王者コフィ・キングストンに挑戦した。レスナーはゴングと同時に襲いかかってきたキングストンを捕まえると、そのままF5を爆発させて3カウント。キングストンを秒殺KOに葬ったレスナーが新WWE王者となった。喜びもつかの間、先週レスナーに親子で暴行を受けたレイ・ミステリオが元UFC王者ケイン・ヴェラスケスを引き連れて登場した。ヴェラスケスは今年8月、メキシコAAAの『トリプレマニア17』でプロレスデビュー。レスナーとは2010年10月にUFCで対決し、1ラウンドTKO勝利を収めている。因縁の両者が対峙すると、レスナーが襲いかかったが、ヴェラスケスはテイクダウンを奪い、パウンド連打を浴びせた。たまらずレスナーが場外に退避するとヴェラスケスは「闘え」と挑発したが、レスナーはヴェラスケスをにらみつけながら無言のまま会場を後にした。

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