プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/14【新日本】棚橋20周年記念試合で快勝 同期・井上亘さんがセコンドに

『KING OF PRO-WRESTLING』東京・両国国技館(2019年10月14日)
棚橋弘至デビュー20周年記念試合IV ○棚橋弘至&本間朋晃vs真壁刀義&矢野通×

 棚橋が20周年記念試合で矢野に快勝。セコンドについた同期の井上亘が祝福した。

 棚橋は99年10月デビュー。20周年を迎えるにあたり、10・4高岡、10.5魚沼、10.7後楽園と記念試合が行われてきたが、その第4弾が両国の第2試合で組まれた。同じく76年生まれの本間と組み、真壁&矢野組と対戦した。

 同日デビューの同期・井上がセコンドに付く中、棚橋は先発。両国は「GO ACE」コールに包まれる。さっそくエアギターをかき鳴らして歓声を巻き起こした。その後、パートナーの本間が長時間捕まる展開に。棚橋は懸命にゲキを飛ばすと、助けに飛び込むが、矢野によってむき出しになったコーナーの金具に投げつけられて返り討ちにあう。だが、本間が何とか真壁にショルダータックルを連発して一矢報いると、タッチをもらった棚橋がリングに飛び込んだ。

 フライングフォアアーム、ドラゴンスクリュー、ダイブ式サマーソルトドロップと得意技を真壁に連発する。スリングブレイドは空転すると、真壁の左腕ラリアットに被弾。矢野のインサイドワークに翻ろうされたものの、ローブローは本間が飛び込んで阻止した。そして、棚橋と本間はダブルブレーンバスター、ダブル小こけしとラッシュ。棚橋のハーフハッチ、本間のこけしロケットで真壁を場外に排除すると、残るは矢野のみ。矢野も丸め込みで粘りを見せたものの、棚橋はスリングブレイドで黙らせると、最後はハイフライフローで鮮やかに3カウントを奪い取った。

 記念試合で棚橋が快勝。同期・井上をリングに呼び込み、本間と3人で勝ち名乗りを受けると、コーナーで観客の歓声に応えた逸材は「俺はまだ20年ですから。まだまだ行くよ。ひとごと言っとくから。もう1回、IWGPのベルトを巻くから」と目標を掲げた。

プロ格 情報局