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10/16【新日本】「TOMO、萌え〜っ!」 NEVER戦へKENTAの“石井いじり"がエスカレート

『Road to POWER STRUGGLE〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019〜』東京・後楽園ホール(2019年10月16日)
KENTA&ジェイ・ホワイト&高橋裕二郎vs後藤洋央紀&石井智宏&カール・フレドリックス×

 11・2大阪大会のNEVER王座戦に向けて、王者KENTAの“石井いじり"がエスカレート。石井を“ジャニーズ系のイケメン・TOMO"として持ち上げまくり、「萌えーっ!」とまで連呼した

 11・2大阪大会のIWGPインターコンチネンタル(IC)王座戦「(王者)ジェイvs後藤(挑戦者)」、NEVER王座戦「(王者)KENTAvs石井(挑戦者)」に向けたダブル前哨戦が後楽園の6人タッグマッチで実現。序盤からヤングライオン杯覇者のフレドリックスがBULLET CLUBトリオに蹂躙される展開となったものの、後藤がジェイ相手に村正、バックドロップを繰り出して逆襲。ならばとジェイも牛殺しを切り抜け、捻りを加えたブレーンバスターで逆襲して相譲らずとなった。

 KENTAと石井も火花。序盤から人を食った徹底挑発を受けていた石井が、ショルダータックルや串刺しの逆水平連打でフラストレーションを爆発させたものの、KENTAも得意の左ミドルキックで真っ向から蹴り倒すや、石井コールに合わせて石井を踏みつけてあざ笑った。

 石井もカウンターのパワースラムでKENTAに一矢報いたものの、止まらないKENTAは、続くフレドリックスのドロップキックをキャッチして逆エビ固めへ。カットに入った石井をフロントハイキックで返り討ちにすると、フレドリックスをクロスカウンター掌底でぐらつかせ、go 2 sleepで3カウントを奪ってみせた。

 試合が終わっても場外で悔しげな石井をKENTAは徹底挑発。「リングに上がってこいよ」と促したが、石井がリングインするなり素早く場外へと退避し、無骨な挑戦者をおちょくりまくった。

 10・14両国大会では「ジャニーズ系」「会社もSHO、YOH、TOMO(石井)でイケメンのグループを作ろうとしている」と石井を“いじって"楽しんでいたKENTAは、今宵は「萌えーっ! 萌えーっ! 萌えーっ! 萌えたな。メチャクチャカッコ良かったよ」と白々しくイケメンに陶酔。「石井が、いや、TOMOが、あんだけ頑張ってんだぞ。その気持ち、わかんねえのか、お前ら。まだまだ続くから、お前らの声援を、石井に、いやいや、TOMOにぶつけろよ」とアイドル親衛隊ばりに熱く訴え、“石井いじり"をエスカレートさせた。

【ジェイの話】「(コメントブースにベンチがないことに気づくと)俺のイスはどこだ? このイスの責任者を出せ? (日本語で)ロングイス、ドコ? ジュニアなんていかさまな2人とも倒してやるぜ。俺が何をしたいか覚えているんだろうな。後藤、お前は俺のおかげでメインイベントのリングの上に立てるんだぞ。それを忘れているんじゃないだろうな? 俺に感謝するべきだ。メインイベントのリングに立つこと、それがお前への贈り物のその1だ。2つ目は、俺がお前を解き放ってやろう。お前が今、捕らわれている檻の中から…幻想という檻の中から出してやろうっていうんだ。ありがたく思え。お前が俺を倒せると思っている。お前がこのベルトに挑戦するに値する選手だと自分自身で思い込んでいる。そして、メインイベントのリングに立てるのは自分の力だと思っている。これらの幻想全てからお前を解き放ってやる。お前がメインに立てるのは、マディソン・スクエア・ガーデンを完売にしたこの男がいるからだ。全てのプレッシャーから解き放たれ、家族のプレッシャーからも解き放たれ、そして自分自身がどれだけ残念で恥ずかしい男かわかればいい。俺より上には誰もいないし、お前だって俺の上に立つことは絶対にない。大阪でお前の肩から荷を下ろしてやるから待ってろよ。そして、お前はもう何もすることはない。ただただ、俺とともに呼吸すればいいのだ」

【KENTAの話】「(唇を噛みしめて、言おうか言うまいか悩んだ末に耐えきれず)萌えーーーッ!! 萌えーーッ!! 萌えたな。メチャクチャカッコ良かったよ。お前ら見たか? バーンと(エルボーを)いった時のウーッ(顔を突き出す仕草)て顔を。メチャクチャ萌えた。TOMOに萌えた。今日もカッコ良かったよ。その辺じゃ完敗だよ。ブサイク、どこに行った、今日? まあ、いいや。その話は。あとよ、新日本のファン、元気ねえな。最初の勢いどうした? ブーブー言ってこいよ、もっと。言っとくけどな、俺はお前らに好かれようなんて、マジでこれっぽっちも思ってねえんだよ。お前らの代表の石井が、いやいや、TOMOが、あんだけやってんだから、お前らは声援を送って、俺にブーイングの1つでも飛ばしてみろよ。石井が、いや、TOMOが、あんだけ頑張ってんだぞ。その気持ち、わかんねえのか、お前ら。何回でも言うけどな、俺はお前らに媚びるつもりも一切ねえし、てめえらがどんだけ悪口言おうが、何しようが、マジで関係ねえから。お前らに応援してもらおうなんて、これっぽっちも思ってないから。なあ? もっと来いよ。足りねえよ。物足りねえよ。まだまだ続くから、お前らの声援を、石井に、いやいや、TOMOにぶつけろよ。まあ、今日は何が言いたかったかって言うと、YOSHI-HASHIはブスってこと!」

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