10/19【全日本】再びゼウスを直接料理 レッドマンがOne Worldの世界タッグ獲りを公約
『2019旗揚げ記念シリーズ〜和気町プロレス×まちおこしPROJECT“II"』岡山・和気町体育館(2019年10月19日)
○ジョエル・レッドマン&TAJIRI&ディラン・ジェイムスvsジェイク・リー&崔領二&ゼウス×
レッドマンがゼウスから2度目の直接勝利を奪取し、One Worldの世界タッグ戴冠を公約してみせた。
10・24後楽園の世界タッグ戦へ向けた前哨戦はここまで挑戦者組が優勢。レッドマンがゼウス撃破をやってのけているのとは対照的に、ゼウスは本番前のリベンジが思うようにいかず苛立ちを募らせ始めている。
5度目の前哨戦となったこの日は王者・ゼウス&崔がジェイク、挑戦者・レッドマンがTAJIRI&ディランとそれぞれ組んで激突した。当然、レッドマン狙いのゼウスだが、場外戦で出鼻をくじかれてしまう。終盤になってようやくレッドマンと向き合うと、たまった鬱憤をぶつけるようにフライングバイセップスエクスプロージョン、串刺しバイセップスエクスプロージョン、フロントスープレックスの波状攻撃を浴びせた。
だが、チョークスラムが不発に終わって必勝コースが遠のいてしまう。ローンバトルに追い込まれたゼウスはレッドマンのダイビングニードロップを被弾。それでもバイセップスエクスプロージョンでディランを蹴散らして気を吐いたが、レッドマンとTAJIRIをまとめてチョークスラムで叩きつけようとしたところでTAJIRIにグリーンミストを顔面に噴射されてしまう。すかさずレッドマンがオクラホマロールで丸め込むと3カウントが入った。
今宵もゼウスの雪辱はならず。レッドマンが2度目の直接勝利を奪ってみせた。「これで俺たちがタッグベルトを手にするのは間違いない」との確信を得たレッドマンは「そのためにベストを尽くす」と宣言。世界タッグ初挑戦へ向けて自信は深まる一方で、「俺こそがベストだ。10月24日、後楽園ホール、One Worldがニュータッグチャンピオンになる。約束するよ」と公約してみせた。
世界タッグ戦は4日後と迫った。このままでは挑戦者組優位のまま本番を迎え、レッドマンの言葉が現実のものとなるかもしれない。
【レッドマンの話】「ゼウスに勝ったのはこれで2回目だ。これで俺たちがタッグベルトを手にするのは間違いない。そのためにベストを尽くす。ジャパニーズレスリング、ジャパニーズレスラーの素晴らしさは十分わかっている。だが、俺こそがベストだ。10月24日、後楽園ホール、One Worldがニュータッグチャンピオンになる。約束するよ」