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11/1【NOAH】マイケル・エルガンは“隠れノアファン"だった 「ファン時代からゴールに」 両国へ杉浦と調印式

 あす(2日)の両国国技館大会でノア初参戦を果たすマイケル・エルガンが1日、都内ホテルで開かれた前日公開会見に登場。「ノアで試合をすることがゴールだった」と“隠れノアファン"だったことを告白し、初代GHCナショナル王座獲りを宣言した。

 日本では新日本マットで名を上げたエルガンは、現在インパクトレスリングを主戦場に。ノアとインパクトが提携関係にあることから、ノア初参戦が実現する。10月末にはインパクトのPPV大会で丸藤正道と対戦し、小橋建太さんの必殺技だった“バーニングハンマー"を発射。ノアを意識する大技で天才を下していた。

 両国では杉浦貴相手に新設される赤ベルト“GHCナショナル選手権"の初代王座を争う。会見でエルガンは「2003年からレスリングを始めて、ずっとゴールとしていたのがノアで試合をすることだった。長い間、ノアは世界でもベストの舞台だと思ってきた。他の団体とはスタイルも違うし、自分がレスリングファンだった頃に好きだったスタイルで、自分自身もそれを愛してきた。プロフェッショナル・レスリングと言うにふさわしいスタイルだ」と“隠れノアファン"だったことを告白。新日本参戦時にもノアの試合をチェックし続けていたという。

 さらには「そして16年後に(初参戦が)実現する。しかも思っていた以上の状況で。勝ったほうが唯一無二のGHC初代ナショナル王者になれるんだ」と千載一遇のチャンスに腕まくりし、「相手はスギウラだ。自分もノアでの彼の闘いをずっと見てきた。自分が求めている理想のレスラー像すべてを兼ね備えた選手。同時に、今まで自分が信じてきたことを確かめる、ファイターとしてテストされる舞台になるとも思っている。強くてタフだ。そして常に“闘う"準備ができている男だ。でも知っての通り、マイケル・エルガンも“闘う"スタイルにこだわっている。だから明日は必ず初代GHCナショナル王者になってみせる」と両国を揺るがす熱闘と、初代王座獲りを公約してみせた。

 一方の杉浦も「あすの両国はノアが勝負をかけた今年最大のビッグマッチ。そのなかで新設されたベルトに挑戦できる。そして対戦相手が強くてタフで知名度も十分あるマイケル・エルガン選手。すべての最高の条件というか、舞台が揃ったと思ってます。ひじょうに楽しみにしています」と意欲満々。

 新設されるナショナル王座は“無差別級で、基本的には王座戦は国内限定"という特色がある。杉浦は「いろんな枠組みが取っ払われると思うんで。そこは他の日本の団体、世界の団体からもノアに上がってくれるようにやれると思うんでね。ひじょうに動きやすい、楽しみなベルトです。そしてやっぱり、そのベルトの価値を高めて、他のベルトの価値をおびやかすベルトにしていきたい」と見据えながら、ピカピカの赤ベルトを見やった。


【GHCナショナル初代王者決定戦調印式】
▼エルガン「2003年からレスリングを始めて、ずっとゴールとしていたのがノアで試合をすることだった。そして16年後に実現できた。しかも思っていた以上の状況で。勝ったほうが唯一無二のGHC初代ナショナル王者になれるんだ。相手はスギウラだ。自分もノアでの彼の闘いをずっと見てきた。力をすべて出し切ってくるだろうし、強くてタフだ。そして常に“闘う"準備ができている男だ。でも知っての通り、マイケル・エルガンも“闘う"スタイルにこだわっている。だから明日は必ず初代GHCナショナル王者になってみせる」

▼杉浦「今この場で初めて新設されたベルトを見たんですけど、まだ正面から見ていないので、早く手にとってじっくり見てみたい気持ちです。あすの両国はノアが勝負をかけた今年最大のビッグマッチ。そのなかで新設されたベルトに挑戦できる。そして対戦相手が強くてタフで知名度も十分あるマイケル・エルガン選手。すべての最高の条件というか、舞台が揃ったと思ってます。ひじょうに楽しみにしています。あす、皆様に最高のものを提供して、そして最後は自分が必ず勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」

――エルガン選手、改めてノアへの印象と杉浦選手に対する印象を

▼エルガン「長い間、ノアは世界でもベストの舞台だと思ってきた。他の団体とはスタイルも違うし、自分がレスリングファンだった頃に好きだったスタイルで、自分自身もそれを愛してきた。プロフェッショナル・レスリングと言うにふさわしいスタイルだ。明日の両国で闘うスギウラは自分が求めている理想のレスラー像すべてを兼ね備えた選手。同時に、今まで自分が信じてきたことを確かめる、ファイターとしてテストされる舞台になるとも思っている」

――ナショナル王座は基本国内のみで王座戦が開催されるベルトだが、コンセプト含めて杉浦選手は勝ったらどんな王者になっていきたい?

▼杉浦「国内での試合限定というのもありますし、階級もジュニアもヘビーも関係ないというね。いろんな枠組みが取っ払われると思うんで。そこは他の日本の団体、世界の団体からもノアに上がってくれるようにやれると思うんでね。ひじょうに動きやすい、楽しみなベルトです。そしてやっぱり、そのベルトの価値を高めて、他のベルトの価値をおびやかすベルトにしていきたいと思います」

 
☆11/2(土)東京・両国国技館『NOAH the BEST 2019〜美学のある闘い〜』16:00開場、17:00開始

◇第1試合◇
岡田欣也
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
KAZMA SAKAMOTO
(1/30)
熊野準
クワイエット・ストーム
モハメド ヨネ

◇第2試合◇
▼『NOAH the CLASSIC』
井上雅央
齋藤彰俊
(1/30)
百田光雄
本田多聞
※レフェリー:マイティ井上

◇第3試合◇
NOSAWA論外
大原はじめ
桜庭和志
(1/30)
宮脇純太
Hi69
西村修

◇第4試合◇
スペル・クレイジー
田中稔
望月成晃
(1/30)
クリス・リッジウェイ
小峠篤司
エディ・エドワーズ

◇第5試合◇
藤田和之
(1/30)
谷口周平

◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
[挑戦者]
タダスケ
原田大輔
(1/60)
鈴木鼓太郎
小川良成
[第32代選手権者]
※小川&鼓太郎組6度目の防衛戦

--休 憩(15分間)--

◇第7試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
YO-HEY
(1/60)
HAYATA
[第40代選手権者]
※HAYATA2度目の防衛戦

◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合
[挑戦者]
稲村愛輝
マサ北宮
(1/60)
潮崎豪
中嶋勝彦
[第51代選手権者]
※中嶋&潮崎組3度目の防衛戦

◇第9試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
グレート・ムタ
(1/無)
丸藤正道

◇第10試合◇
▼GHCナショナル選手権初代王者決定戦
マイケル・エルガン
(1/60)
杉浦貴
※勝者が初代選手権者に認定される
※特別立会人:長州力

◇第11試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者/N-1 VICTORY 2019優勝者]
拳王
(1/60)
清宮海斗
[第32代選手権者]
※清宮6度目の防衛戦
※特別立会人:小橋建太
※勝者には新チャンピオンベルト贈呈

[チケット]
▼料金
・SRS:15000円(完売)
・1階マス席S:10000円(完売)
・1階マス席A:7000円(当日7500円)
・2階イス席S:6000円(当日6500円※残りわずか)
・2階イス席A:4000円(当日4500円)
・小学生:2000円(当日2500円)
※小学生席はアリーナB、スタンドAのみ、取扱はノア事務所のみとなり、チケットのお渡しは当日となります

プロ格 情報局