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11/17【全日本】One World初陣も敗戦 The Endが無傷の3連勝で単独首位

『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』北海道・ホテルエミシア札幌(2019年11月17日)
「2019世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○オディンソン&パロウvsヨシタツ&ジョエル・レッドマン×

 ヨシタツ&レッドマンのOne Worldが初戦に登場したものの、The Endが完勝。無傷の3連勝で序盤ながら単独首位に位置した。

 この秋、結成されたOne Worldは10・24後楽園大会で世界タッグ王者・ゼウス&崔に挑戦。敗れはしたものの王者組を大いに苦しめた。ベルト獲り失敗の無念を晴らす格好の舞台がこの最強タッグ。この日、初戦を迎え、ここまで2連勝中のThe Endと対戦した。相手の怪力に圧倒されながらも、レッドマンがロメロスペシャルでオディンソンを捕らえ、ヨシタツがヨシタツ幻想(ファンタジー)でパロウをセーブする好機を作ったものの、勝利につなげることはできず。最後はスーパーコライダー、ヘル・オン・アースとThe End得意の合体技を連発されてレッドマンが3カウントを聞いた。

 One Worldの初陣はThe Endに完敗。初戦黒星となった。ヨシタツは「とんでもないよ。あのパワーの前にね、もう俺らのタッグは作戦とか全部ダメだったね」とお手上げといった様子だったが、まだ初戦を終えたばかりで悲観せず。「全部勝って終われるなんて最初から思ってないから。そんな甘いもんじゃない。悔しいけど、切り替えてやりますよ」と前をみた。次戦は明日11・18帯広大会で、世界タッグ王者・ゼウス&崔との再戦を迎える。ここで雪辱を遂げて初日を出せば、巻き返しへ向けた第一歩として申し分ない。

 一方、The Endはこれで無傷の3連勝。同じく無敗だった暴走大巨人がセミファイナルでジョー&秋山に初黒星を喫したことで、単独首位に躍り出た。次戦は明日11・18帯広大会。その諏訪魔&石川と対決する。昨年の公式戦、6・30後楽園の世界タッグ戦と2連敗しているThe Endにとっては雪辱戦となる。二人は最強タッグを足がかりに、新たな外国人伝説を全日マットの歴史に刻むつもり。高笑いを上げたパロウは「俺たちがここにいる理由はただ一つ。全日本のタッグの歴史を支配するためだ。俺たちがこの全日本でガイジンの歴史を作るんだ」と壮大な目標をぶち上げ、暮れの栄冠獲りを見据えていた。

【パロウの話】「(高笑いを上げてから)3勝目だ。俺たちがここにいる理由はただ一つ。全日本のタッグの歴史を支配するためだ。俺たちがこの全日本でガイジンの歴史を作るんだ」

【オディンソンの話】「The End is here!」

【ヨシタツの話】「一つ悔しいのがね、開幕の後楽園と最後、同じ技をやられたってこと。それをね、見越してやってたにもかかわらず防げなかったね。とんでもないよ。あのパワーの前にね、もう俺らのタッグは作戦とか全部ダメなったね。でも、いいんじゃない。だいたいこういう長期戦、チャンカンにしてもそうだけど、だいたい最初から勝ちっ放しでいけることはないからね。歴史をみてもほとんどないから。まぁ、いいんじゃない。もう一回、ちょっと気合入れ直して、これからいったらいいんじゃない。そんな全部勝って終われるなんて最初から思ってないから。そんな甘いもんじゃない。悔しいけど、切り替えてやりますよ。とにかく凄い。あのパワー。とんでもない」

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