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11/18【爆破甲子園】電流爆破生誕30周年記念ツアー 2020年に開催 大仁田と大家が1・13大阪で「ガン☆仁田プロレス」旗揚げへ

 “邪道"大仁田厚、DDT社長・高木三四郎のコラボプロデュースによる「爆破甲子園2019」が2020年に『電流爆破生誕30周年記念〜爆破甲子園JAPAN TOUR 2020』を開催することが決まった。

 「爆破甲子園」は17日に神奈川・鶴見青果市場で第1回大会を開催。一夜明けた18日、東京・文京区のDDT御茶ノ水道場で記者会見を開き、大仁田、高木、内田雅之爆破連理事長が出席した。

 史上初の電流爆破デスマッチは90年8月4日、FMWレールシティ汐留特設リング大会における「大仁田vsターザン後藤」で行われた。来年で30周年を迎えることを記念して、爆破甲子園でジャパンツアーを実施することが決まった。すでに決定済みなのは、3月28日の富山・南砺市福野B&G海洋センター、5月17日の北海道・札幌ススキノ・マルスジム、8月8日の愛知・名古屋国際会議場イベントホールの3大会。このほかに東京、宮城、大阪、香川、広島、福岡、佐賀での開催を予定している。大仁田は「電流爆破30周年ツアーへ向けて「30年で、DDTで爆破甲子園をやっていただくのはありがたいと思うし、どうせなら全国を回って集大成にしたい」と意気込んでいる。

 11・17鶴見大会に参戦した高木は「昨日、13年ぶりくらいに爆破のリングに立って、火薬の量がまさしく3倍だった。かなりの爆破の威力を体感した」と振り返り、「自分もそうだけど、納谷(幸男)、FUMA、青木(真也)選手らも参加して、思うところあったと思う。特に納谷は経験ないし、大仁田さんの毒を受け止め切れていない。もっと成長させて、大仁田さんの前に立ちふさがらせなきゃいけない。私も闘っていきたい」と発言。これを受けて大仁田は「DDTはすごいなって。高木選手は事前にちゃんと調べて。ビジネスマンの一面とプロレスラーの一面を着実にもってる。納谷選手はまだまだ甘いと思うけど、好き嫌いは別にして、母親に『好き嫌いせずに全部食べろ』って言われただろ? ストロングプロレス、受けのプロレス、全日本プロレス、新日本プロレス、インディーのプロレス。好き嫌いせずにご飯は食べなきゃいけなんだよ。納谷は心の底から湧き出るもの、本当に好きなのか、勝ちたいのか、やりたいのか、ハッキリしてもらいたい」と納谷にメッセージ。「高木選手、あなたにも勝ちにいくし、潰しにいくから。オレは毒だけど、それを飲み込んだんだから」と続けた。

 会見中に大家健が現れ、「日程も決めてあるんですけど、大仁田さん、一緒に団体をやらせていただけないかと思い、伺っております。来年1月13日、大阪・すみのえ舞昆ホールです。名前も勝手に『ガンバレ大仁田大家興行』と決めさせていただきました」と直訴した。大家の熱意に負けたか大仁田は「興行というとダーティなイメージがあるから、『ガンバレ大仁田大家プロレスリング』とか」と逆提案。大家も同意し、略して「ガン☆仁田プロレス」が1・13大阪大会で旗揚げされることになった。また、爆破甲子園3・28南砺大会は地元凱旋となる大家の出場が決まっており、大仁田は「富山は爆破無制限にしよう。おまけに地雷をつけてやる! 大家、自分から落ちろ」と要求。さらに「高木選手に要望なんだけど、来年4月に米フロリダで、(WWEの)レッスルマニアがあるんだけど、その週にDDTで全米爆破をやってほしい。そのために早めに“爆児"を育てなきゃ」と要望していた。

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