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12/17【WWE】戸澤がロウ初勝利、ロリンズのUS王座挑戦表明をミステリオが受諾、ベッキーがアスカに意味深メッセージ

 ロウが米国現地時間16日、アイオワ州デモインのウェルズ・ ファーゴ・アリーナで開催された。

 カブキ・ウォリアーズのアスカがディオナ・プラゾとシングル対決した。ゴング前に不意打ちのビックブーツを食らったアスカはゴングと同時に「やってやるぞ」と叫んで襲いかかるとキック連打からヒップアタック2発で圧倒。その後、ディオナがアームバーを狙っても、アスカは飛びつきアームバーからニーバーを決めて倍返しした。粘るディオナもフェイスバスターからアスカの顔面を蹴りつけて反撃したが、アスカは「なめんじゃねえぞ!この野郎」と気合を入れると顔面を蹴り返し、最後は必殺のアスカロックで捕まえてタップ勝ちを収めた。前日のPPV大会『TLC』におけるベッキー・リンチ&シャーロットとのWWE女子タッグ王座戦に続き、アスカが激勝。その後、バックステージでインタビューを受けたロウ女子王者ベッキーがアスカに向けて「私にはアスカが必要だ。アスカは私が倒せなかった相手だと認めるよ。会社や王座のためではなく自分自身に証明するためにそれを変える必要がある」と意味深長なメッセージを送った。

 “スタミナモンスター"戸澤陽がUS王座挑戦権をかけたガントレット戦に出場した。戸澤とRトゥルースの顔合わせで始まると、戸澤は襲いかかってきたRトゥルースを避けてポストに誤爆させ、エプロンからのトペ・コンヒーロやミサイルキックで攻め込む。最後は不意打ちの丸め込みで3カウントを奪い、ロウ初勝利を挙げた。続いて戸澤はリコシェと対戦し、トペ・スイシーダ2発やこん身のジャーマン・スープレックスを決めるも決定打とはならず。最後はリコシェのリコイルを食らって敗退し、US王座挑戦には届かなかった。

 セス・ロリンズ&AOPがオープニングに登場。ロリンズは「もし俺の意思に逆らうなら、AOPが強要する」と自身がロウのリーダーであると主張。「やらなければいけないことがある」と言ってリングを後にした。するとロリンズ&AOPは「ケビン・オーエンズの鉄パイプはお前のだな。返しに来たよ」とUS王者レイ・ミステリオを暴行。さらにロリンズは「俺に1つ借りができたな」と言い放って帰る素振りを見せておいて、最後はカーブ・ストンプをミステリオに叩き込んだ。さらにバックステージでロリンズが次週のUS王座挑戦を主張すると、ミステリオも「次週、俺はセス・ロリンズと初対決をすることになる」と受けて立つ構えをみせた。

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