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12/21【全日本】新ユニット「陣 JIN」が楽しく激しく初陣快勝

『ファン感謝デー』東京・新木場1stRING(2019年12月21日)
○ジェイク・リー&野村直矢&岩本煌史vs青柳優馬&ヨシタツ&SUSHI×

 ジェイク率いる新ユニット「陣 JIN」が初陣で明るく激しく快勝だ。

 この日の試合前、ジェイク、野村、岩本が会見し、新ユニット「陣 JIN」の結成を宣言した。「この3人で先陣を切って陣営をしっかり作ったうえで、どんどん戦っていく」というのがコンセプトで、対Evolutionとベルト独占を目標に掲げた。そして2020年に全日本の中心に立つことを今から描いている。

 年内最終興行となったこの日、さっそく初陣を迎えた。3人は青柳&ヨシタツ&SUSHIと対戦。「激しさだけを求めてるわけじゃないので、お客様に楽しさも伝えるし、もちろん楽しさだけじゃないものもいっぱい伝えていこうと思っている」(ジェイク)と言うように、岩本がSUSHIのマスクをかぶって本人を前にお株を奪うポーズを連発すれば、ジェイクはクリスマスにちなんでトナカイを模したいでたちで登場。試合前からファンの目を楽しませた。

 そして試合になると激しさで魅了した。元パートナーでもある青柳を相手に激しいエルボー合戦で渡り合った野村は追尾式ジャンピングエルボーを放ち、青柳がジャーマンで応戦しても、スピアーですぐさま逆襲。終盤、SUSHIに的を絞るとジェイクと野村が串刺し攻撃を浴びせ、岩本がニーアッパーをさく裂。間髪入れずジェイクがレッグラリアットをぶち込む。粘るSUSHIがラリアットで反撃しても、ダイビングヘッドバットを自爆させたジェイクはニーリフトで鎮圧。すかさずジャイアントキリングを連発して3カウントを奪った。

 楽しさと激しさが同居した熱戦を制し、陣 JINが初陣を勝利で飾った。「会見でも言ったように先陣を切って、ただ激しくだけではなく、その中に楽しさとか面白さとか、いろいろな感情をもっと取り入れて、俺たちが先陣を切っていきます」と宣言したジェイクは、「今は全日本内だけかもしれない。でも俺は全日本外も巻き込んでやっていきたい」と外にも目を向ける構え。「試合もそうだけど、そこ以外での楽しさ、楽しみ、ワクワクさっていうのを伝えられた試合なんじゃないかなと思います」と振り返った岩本は「俺らは何でもできる。先陣切って何でもやるよ。俺らがパイオニアになるぐらい。2020年はホントこの3人から目を離すなと言いたい」と自信満々に宣言。そして野村は「全日本の2020年、中心に立つのは俺たち3人」と言い切った。陣 JINの本格的な勝負は2020年から始まる。幸先いいスタートを切った3人がこれから全日本の中心を目指す。

【試合後のジェイク&野村&岩本】
▼ジェイク「ということで、先ほど会見も行って、改めて俺たちが陣 JINです。会見でも言ったように先陣を切って、ただ激しくだけではなく、その中に楽しさとか面白さとか、いろいろな感情をもっと取り入れて、俺たちが先陣を切っていきます。リング上だけじゃなく、リング外でも。もちろん、それは今は全日本内だけかもしれない。でも俺は全日本外も巻き込んでやっていきたいと思ってます」

▼岩本「俺もそう。試合で楽しませることはもちろん、試合以外でも楽しめるんだよっていうのを俺は発信していきたいし、伝えていきたいし。今日は試合もそうだけど、そこ以外での楽しさ、楽しみ、ワクワクさっていうのを伝えられた試合なんじゃないかなと思います。全部が全部ピリピリした試合じゃなくてもいいんじゃないかなって。俺らは何でもできる。先陣切って何でもやるよ。俺らがパイオニアになるぐらい。2020年はホントこの3人から目を離すなと言いたいところです」

▼野村「全日本の2020年、中心に立つのは俺たち3人。目を離すなって」

▼岩本「皆様、2019年も応援をありがとうございました。2020年、新たなる俺らチームを応援してください」

▼ジェイク「それでは皆様、メリークリスマス…」

▼ジェイク&野村&岩本「よいお年を」

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