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12/28【DDT】樋口が3ヵ月ぶり復帰戦で納谷粉砕、坂口と本格合体へ

『D王 GRAND PRIX 2020 the FINAL!!』東京・後楽園ホール(2019年12月28日)
○樋口和貞&坂口征夫vsブル・ジェームス&納谷幸男×

 樋口が3ヵ月ぶりの復帰で納谷に豪快勝利。「俺と坂口さんで、もっともっとDDTを立て直して、暴れて、面白くしてやる」と坂口とのタッグ継続を宣言した。

 右ヒザ負傷(右膝後十字靭帯断裂)により9月から欠場していた樋口がこの日、3ヵ月ぶりの復帰戦を迎えた。「いろいろと溜まっているものがあるので、本当に爆発して、思い切りバーンと爆発できるように頑張ります」と誓っていた樋口は坂口と組んでジェームス&納谷と対戦。復帰早々、大型ヘビー級対決でリングを揺らした。

 ひと回り肉体をスリムに絞った樋口は先発を買って出て、納谷とショルダータックル合戦で正面衝突。カウンターの逆水平でこれを制すると、ボディスラムで納谷の巨体を投げ、右ヒザの不安を一掃した。さらに逆水平とエルボーを真っ向から打ち合い、ラリーに競り勝ってみせる。

 2度目の登場ではジェームス相手に串刺しラリアットを連発し、逆水平合戦で渡り合ったが、ヘッドバットを食らって守勢に回る。飛行機投げで叩きつけられ、フライングボディアタックを被弾。さらにジェームスと納谷のダブルタックルでねじ伏せられた。

 それでも樋口は坂口の好フォローを受けて立て直した。無双で納谷を豪快に叩きつけると、エルボーで反撃されても逆水平で徹底抗戦。ミドルキックを連打した納谷が強烈なヒザ蹴りをアゴにぶち込んだが、意地の樋口はすぐさま立ち上がってラリアットを叩き込む。ジェームスのカットも坂口が神の右膝で蹴散らすと、樋口がドクターボムで納谷の巨体を叩きつけて3カウントを奪った。

 樋口が復帰戦で納谷を豪快に粉砕した。2020年へ向けて復調ぶりをみせつけた樋口は「欠場中にDDTを見てたけど、こんなもんじゃねえんだよ」とリングを離れていた間に抱いた思いを告白。「DDTもこんなもんじゃねえし、俺もこんなもんじゃねえよ。もっともっと俺と坂口さんで、もっともっとDDTを立て直して、暴れて、面白くしてやる」と坂口とのタッグ継続を宣言しつつ誓う。坂口も「樋口が復活すれば、俺はやってくぞ、もっと。昔のDDTに俺らで戻していく」と呼応し、「その気持ちがあるヤツがいるなら誰でもいい。来い」と賛同者を募っていた。

【試合後の坂口&樋口】
▼坂口「あんなもんだろ? 今日は樋口が復帰したんだ。聞いてやってくれ」

▼樋口「ここまで来れたのは本当に…まずは坂口さんのおかげです。本当にありがとうございます。俺はね、欠場中にDDTを見てたけど、こんなもんじゃねえんだよ、本当に。DDTもこんなもんじゃねえし、俺もこんなもんじゃねえよ。もっともっと俺と坂口さんで、もっともっとDDTを立て直して、暴れて、面白くしてやる。よく見とけ」

▼坂口「毎回毎回同じもんじゃ飽きるだろうよ。樋口が復活すれば、俺はやってくぞ、もっと。昔のDDTに俺らで戻していく。その気持ちがあるヤツがいるなら誰でもいい。来い」

――欠場中に身体を絞ってきたが、ヒザの状態など感覚的にどうだった?

▼坂口「感覚はね、映像で言った通り100%。ヘタしたら、前より超えてるね。もう全然問題ないですよ。問題ない」

――納谷選手については?

▼納谷「今日は気持ちが出てたよ。今日は気持ちが出てた。でも、舐めんなって。ふざけんなよって。アイドルのケツを追っかけにDDTに来たわけじゃないだろって。プロレスに来たんだろって。もっともっとガンガン来いって」

▼坂口「ぶれない相手に気合い入ってんじゃないよ。常日頃気合いを入れろ。そういうもんだろ? 戦いがあるんだから」

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