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1/1【ZERO1】SUGI陥落 HUBがシングル&タッグ&天下一の“ZERO1ジュニア完全制覇"達成

『すしざんまいPresents 謹賀新年』東京・後楽園ホール(2020年1月1日)
ジュニア二冠選手権試合 ○HUBvsSUGI×

 HUBがSUGIを破って、約6年3ヶ月ぶり2度目となるジュニア二冠王座(インターナショナルジュニアヘビー級&NWA世界ジュニア)返り咲きに成功。天下一ジュニア優勝、NWAインターナショナルライトタッグ王座とあわせてZERO1ジュニアの“完全制覇"に成功した。

 HUBは昨年9月にSUGIを破って6年ぶりに天下一ジュニアを制覇。SUGIの王座を懸けての再戦要求を快諾していた。

 その後HUBが“願い事"の盟友GAINA戦を実現させたため、3ヶ月の時を置いて新春興行で激突。まずは雪辱に燃えるSUGIが、トップロープ超えのノータッチトペを敢行するなどして場内を沸かせた。

 その後はスピードを殺さんとするHUBのヒザ殺しに動きを止められたSUGIだったが、ダイブ式のウラカンラナなどで華麗に逆転。譲らないHUBもトペスイシーダで巻き返し、ジャックハマーから猛毒波布空爆も決まったものの、SUGIは3カウントを許さない。

 逆に続く亜留魔下首領(あるまげどん※360゜回転式ライガーボム)を着地したSUGIは、カウンターの踏みつけ攻撃で鮮やかに反撃。綱渡り式ミサイルキック、スワンダイブ式のフットスタンプと畳み掛け、HUBのバイパーストライク(変型エメラルドフロウジョン)を受けても王者らしくムックリ立ち上がってみせる。続くムーンサルトアタックをキャッチされても、スイングDDTでHUBの攻撃を切り返し、コーナーに上がってフィニッシュのダイブ攻撃を狙った。

 だが、立ち上がったHUBはコーナー上のSUGIをジャンピングハイキックで撃ち抜くや、雪崩式の亜留魔下首領を敢行。これが完璧に決まって一撃で3カウントまで持ち込んでみせた。

 HUBが天下一ジュニアに続いてSUGIを連破し、約6年3ヶ月ぶり2度目となるジュニア二冠王座奪取に成功。ビリーケン・キッドとともに保持するNWAインターナショナルライトタッグ王座とあわせて“ZERO1ジュニア完全制覇"を成し遂げたHUBは「この超満員の後楽園ホールで、こんなにいっぱいベルトを持ってます。4年間、沖縄プロレスで過ごした俺の選択は間違ってなかった」と感慨深げ。そのうえで「2020年のZERO1ジュニアの舵は俺がとらせてもらう」と年頭に宣言した。

プロ格 情報局