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1/2【全日本】岩本無念 ススムが熱戦制して光留と世界ジュニア争いへ「全力で獲りにいく」

『2020 NEW YEAR WARS』開幕戦 東京・後楽園ホール(2020年1月2日)
世界ジュニアヘビー級王座決定トーナメント準決勝 ○横須賀ススムvs岩本煌史×

 ススムが元王者・岩本を熱戦の末に破って世界ジュニア王座決定トーナメント決勝戦に進出。明日1・3後楽園大会で光留との王座決定戦が決まり、「全力で獲りにいく」と全日ジュニアの至宝獲りを予告した。

 DRAGON GATEのススムは12・17後楽園での1回戦で丸山敦に快勝。この日の岩本との準決勝にコマを進めた。得意のラリアットを「ジャンボの勝ち!」と命名しているように、ススムの全日本に対する思い入れは強い。昨年5月に青木篤志さんに敗れて陥落以来の返り咲きを誓う岩本を相手に熱戦を繰り広げた。

 両者は序盤からアクセル全開。タックル合戦を展開し、ススムがラリアットを叩き込めば、岩本はショルダータックルでなぎ倒してやり返す。ならばとススムはコーナーに乗せてのラリアットで岩本を場外に叩き落とし、スイングネックブリーカードロップ3連発で首を集中砲火。かと思えば全日本のリングでジャイアントバックブリーカーを披露して腰攻めに出た。

 負けじと岩本は一本背負いで逆襲。ネックスクリュー、ニーアッパー、ジャーマンと得意技を連発して流れを作る。さらにラリアットを叩き込むと、大外刈りを起き上がり小法師式で3連発。ススムがジャンボの勝ち!、横須賀カッター、ジャンボの勝ち!の猛攻で逆転を狙っても、孤高の芸術を意地でさく裂させた。

 だが、ダメージの影響でカバーが遅れて3カウントを奪えず。再び孤高の芸術を仕掛けた岩本だが、ススムも同じ手は二度食わない。これを阻止するとジャーマンで逆襲し、ジャンボの勝ち!を連打。粘る岩本にジャンボの勝ち!固めでダメ押しして3カウントを奪った。

 白熱した激闘の末、ススムが元王者・岩本を破って決勝進出を決めた。岩本の強さを認めたススムだが、「俺もやっぱりこの21年のキャリアで、だてに受け身を取ってきてないんで。どっちかというと、その受けのほうの立場でここまで俺はやってきた人間だから。それが今日、この全日本プロレスという伝統のあるリングに活きて、よかった」とベテランの意地をのぞかせた。

 「本当に伝統のある世界ジュニアヘビー級タイトル。僕が本当に紛れもなく全日本プロレスを子供の時に見ていた頃から…渕さんが強かった。渕さんが何回も防衛して、その姿を俺は武道館で見てたし、そのベルトを何十年経って、僕が今、手に届くかもしれないところに来ました」。そう感慨を口にしたススム。明日1・3後楽園における決勝戦の相手はKagetoraを破った光留だ。DRAGON GATE対決による決勝戦はならなかったものの、世界ジュニア獲りに王手をかけたススムは試合後、リングに現れた光留と視殺戦を展開してから握手を交わした。「佐藤選手は所属じゃないかもしれないけど、前チャンピオンの青木さんのタッグパートナーだし、絶対に俺に譲りたくないでしょう。それは当たり前ですよ」と相手の意地を承知したうえで、「逆にその気持ちに敬意を表しまして、俺は全力で獲りにいきますよ」と宣言。「このトーナメントをDRAGON GATEとして盛り上げに来たわけじゃないです。俺は獲りに来たんですよ。だから明日、必ず俺がチャンピオンになります」と言い切った。

 青木さんの返上で空位となった世界ジュニア王座。いよいよ明日1・3後楽園で新王者が決まる。

【ススムの話】「やっぱ岩本選手、一言でね、強かったです。本当に岩本選手は強かった。岩本選手はもともとチャンピオンの経験がある選手でしたからね。生え抜きじゃなくても、所属でね、この全日本ジュニアを背負って戦っている人間の1人なんで、外から来た横須賀ススムに絶対に負けることが許されないプレッシャーも強かったと思います。だから、普段の試合に挑むよりも、ちょっと気負って、いろいろと攻め急いだ部分とかももしかしたらあるかもしれない。1つ1つの攻撃は確かにきつかったです。でも、俺もやっぱりこの21年のキャリアで、だてに受け身を取ってきてないんで。どっちかというと、その受けのほうの立場でここまで俺はやってきた人間だから。それが今日、この全日本プロレスという伝統のあるリングに活きて、よかったと思います。そして、伝統と言えば明日。ここまで来ました。本当に伝統のある世界ジュニアヘビー級タイトル。僕が本当に紛れもなく全日本プロレスを子供の時に見ていた頃から…渕さんが強かった。渕さんが何回も防衛して、その姿を俺は武道館で見てたし、そのベルトを何十年経って、僕が今、手に届くかもしれないところに来ました。全日本プロレスの人は絶対…佐藤選手は所属じゃないかもしれないけど、前チャンピオンの青木さんのタッグパートナーだし、絶対に俺に譲りたくないでしょう。それは当たり前ですよ。でも、逆にその気持ちに敬意を表しまして、俺は全力で獲りにいきますよ。その全力で獲りに来た俺を倒してこそ、佐藤選手は本当のチャンピオンになるんじゃないの? ただ俺は、ただ盛り上げに来たわけじゃないですよ。このトーナメントをDRAGON GATEとして盛り上げに来たわけじゃないです。俺は獲りに来たんですよ。だから明日、必ず俺がチャンピオンになります」

※岩本はノーコメント

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