1/4【NOAH】覇王&仁王届かず 小峠&鼓太郎がジュニアタッグ貫禄V1
『Day1 NEW SUNRISE』東京・後楽園ホール(2020年1月4日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合 ○小峠篤司&鈴木鼓太郎vs覇王&仁王×
GHCジュニアタッグ王者の小峠&鼓太郎組が、反骨集団『金剛』に新加入した覇王&仁王組の挑戦を退けて初防衛に成功した。
いきなりジュニアタッグ挑戦のチャンスをつかんだ覇王&仁王が序盤から果敢にアタック。馬跳び式のドロップキックや、ダブルの低空ドロップキック、次々に対角線を走って放つトペ・スイシーダ…など一体となった動きで見せ場を連発した。
中盤には覇王の後頭部ミサイルキックや仁王のやり投げ式DDTも飛び出したものの、王者組は崩れない。だが、仁王必殺のカンクーントルネードを鼓太郎が足にしがみついて阻止するや、ダブルインパクト式のアッパー掌打で一気に逆転。鼓太郎は覇王のトルネードDDTをノーザンライトボムで切り返し、小峠もコーナー最上段からのムーンサルトプレスで仁王をニアフォールまで追い込む。仁王もキルスイッチをキックアウトする気迫をみせたが、最後は鼓太郎のボディエルボー→タイガードライバー、そして小峠のキルスイッチとつなげて、完勝となる3カウントが数えられた。
終わってみれば貫禄の初防衛に成功した鼓太郎は「名前変えて強くなるなら、みーんな変えてるよ。強くなりたいなら名前じゃねえって。早くその名前に追いつくように、しっかり練習してこい」とバッサリ。「次はジュニアリーグだね。俺のブロックはタダスケと、Xと覇王だか仁王だか、どっちかなー(笑) Xが注目だな」と皮肉たっぷりに続くシングルのジュニアリーグ戦を見据えた。
【試合後の小峠&鼓太郎】
――名前を変えて勝てるほど甘くないと言っていた
▼鼓太郎「名前変えて強くなるなら、みーんな変えてるよ。強くなりたいなら名前じゃねえって。早くその名前に追いつくように、しっかり練習してこい」
――小峠選手は最後を託されたが?
▼小峠「すごい心強いっすね。どんなピンチでも来てくれるんで。耐えれば勝機あるといつも思ってたんで、最高っすよ。ずっとやってますんで、地方でも。ずっとSTINGER組んでますんで」
――敵については?
▼小峠「なんもないっす」
――次なる展望は?
▼鼓太郎「次はジュニアリーグだね。俺のブロックはタダスケと、Xと覇王だか仁王だか、どっちかなー(笑) Xが注目だな」
▼小峠「今年はしっかりやりたいことやれるように、やっていきます」
▼鼓太郎「今日はどんな日だ?」
▼小峠「絶対やらんぞ! 俺は! 大やけどすんぞ!」
【試合後の覇王】「ふざけんなよ!! 鼓太郎テメー! 次はジュニアリーグだ! 次だ次!!」
