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1/12【NOAH】新W-1王者・中嶋が“手ぶらで"即日凱旋 Wヘッダーも「ノアのレベルの高さを感じるね♪」

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』静岡・アクトシティ浜松(2020年1月12日)
○中嶋勝彦&潮崎豪vsマサ北宮&稲村愛輝×

 この日のWRESTLE-1後楽園大会で稲葉大樹を破ってW-1無差別級王者となった中嶋が、即日ダブルヘッダーで“ホーム"ノアに凱旋。後楽園で投げ捨てたベルトは持たずに“手ぶら"で凱旋し、「やっぱりノアのレベルの高さというか、厳しさを改めて感じるよね♪」と皮肉たっぷりに言い放った。

 稲葉とW-1サイドに指名されて“渋々"王座挑戦を果たした中嶋だが、それでも王座奪取に成功。試合後はベルトを投げ捨ててW-1サイドの怒りを買ったが、涼しげに後楽園を後にすると、“ホーム"ノアの浜松大会に向かった。

 GHCヘビー級王者・潮崎との“AXIZ"で、金剛の“THE TOGH"北宮&稲村組と対戦。花道に現れた中嶋は、ベルトを巻くどころか、持ってすらおらず、前代未聞の“手ぶら"での即日凱旋となった。

 試合ではダブルヘッダーもどこ吹く風の充実ファイトを展開。潮崎との“ノア&W-1王者コンビ"で稲村を追い込むと、最後はサッカーボールキック乱打からのバーティカル・スパイクで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 「いやぁ、やっぱりノアのレベルの高さというか、厳しさを改めて感じるよね♪ WRESTLE-1の後にホームのノアで試合するとね」と不敵に笑った中嶋は、「WRESTLE-1の選手、ノアに来たら通用しないよ。だって、WRESTLE-1の無差別級のチャンピオンが言うんだもん」とまで言い切り、改めてW-1サイドをコケにした。

 年頭の1・5後楽園大会でGHCタッグ王座から陥落したAXIZだが、わずか1週間で潮崎がノア、中嶋がW-1の頂上王座を手に。ノアのみならずマット界の“中心軸"となりつつあるだけに「今年もまだ始まったばっかりだけど、どんどんAXIZは刺激し合って、その愛をノアのファン、AXIZのファンに届けるよ。たーのしみにしてて〜♪」と中嶋は充実の2020年を予告した。


【試合後の潮崎&中嶋】
――Wヘッダーとなったが?

▼中嶋「いやぁ、やっぱりノアのレベルの高さというか、厳しさを改めて感じるよね♪ WRESTLE-1の後にホームのノアで試合するとね」

――獲ったばかりのベルトを持ってきていないが?

▼中嶋「うん♪ なんで?」

――ベルトを持って凱旋するのが通例のような…

▼中嶋「あーそうなんだー。俺の中ではそんな頭なかったね。だって元々、いらない…いや、俺は必要としてなかったからね。向こうが勝手にタイトルマッチ組んで、出ろ!っていうから試合してやっただけだ。そしたら勝っちゃってさあ〜。だから、その後に改めてノアに来て試合をしてみると…WRESTLE-1の選手、ノアに来たら通用しないよ。だって、WRESTLE-1の無差別級のチャンピオンが言うんだもん。通用しない。勘違いしないでほしいけど、俺が“優しい"から相手してあげてんだよ? 分かる? 分かる? 相手してやってんの!!」

――タッグベルトを失ったAXIZだが、再び2本のベルトがある状況でもあるが?

▼潮崎「だからそれがAXIZだよ。その状況を創れるのがAXIZの強みであって……でも、“いらない"って言ってるもん(笑) 凄いよね」

▼中嶋「別に求めてないからね。あのベルトで何かしようとか、夢とか希望とか追い求めてないから。むしろ前チャンピオン(稲葉大樹)からも、そういうものを感じなかったからね。ハッキリ言って。ただね、ベルトを獲られて唯一ひとり立ち上がった人間。芦野選手かな? 彼はもしかしたら違うかもね」

――潮崎選手も刺激になる?

▼潮崎「勝さんは常に刺激になってるから」

▼中嶋「そうだよ! 見てりゃ分かるでしょ。愚問だよ愚問! AXIZは絆と愛で常に刺激し合ってんだよ。今年もまだ始まったばっかりだけど、どんどんAXIZは刺激し合って、その愛をノアのファン、AXIZのファンに届けるよ。たーのしみにしてて〜♪」

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