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1/20【新日本】ガルデニアとの濃厚キスに鷹木逆ギレ「全て後藤のせいだ!」

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2020』東京・後楽園ホール(2020年1月20日)
○鷹木信悟&EVIL&BUSHIvsドゥルセ・ガルデニア&棚橋弘至&上村優也×

 ガルデニアから濃厚なディープキス攻撃を受けた鷹木が逆ギレ。「これも全てNEVER無差別級チャンピオン・後藤洋央紀、お前のせいだよ」と荒武者に怒りをぶつけた。

 2・1札幌でNEVER王者・後藤への挑戦を控えている鷹木。大一番が日に日に近づいているが、『FANTASTICA MANIA』の後半戦では連日“CMLL随一の乙女・みんなのハニー"の異名を持つガルデニアと対峙し、毎回キスを狙われて、苦戦を強いられてきた。最終戦ではNEVER6人タッグ王座をともに保持しているEVIL&BUSHIと組んで、ガルデニア&棚橋&上村と対戦した。

 今宵は緑色のコスチュームで登場したガルデニアが迫ってくると、ロス・インゴ軍は思わず後ずさり。のっけからペースを奪われてしまう。結果的にBUSHIが先発となるが、雰囲気に飲まれ、つられてダンスを披露してしまい、頭を抱えて苦悩。ノリノリのガルデニアは棚橋と揃ってダブルドロップキックを発射すると、2人で並んで可愛らしいポーズを作り、黄色い声援を巻き起こした。

 場外戦に持ち込んだEVILと鷹木はガルデニアを鉄柱に投げつけて憂さ晴らしをすると、上村に怒りをぶつけて蹂りんする。それでも上村が自力で挽回すると、あとを受けた棚橋が奮戦。ドラゴンスクリューでロス・インゴ軍をナデ斬りにし、いい場面でガルデニアにスイッチした。

 ガルデニアはヒザを押さえて倒れ込むロス・インゴ軍の面々に視線を送って品定め。好みで選んだBUSHIの馬乗りになるが、キス攻撃は不発に。それでもEVILの腕に絡みつくと、どさくさに紛れでBUSHIと一瞬だけ唇を重ねると、棚橋とEVILを正面衝突させてキスを誘発させた。逸材と暗黒の魔王によるまさかのキスに場内は沸騰。興奮状態のガルデニアは浅見レフェリー、そしてEVILとも鮮烈なキスを交わす。暴走が止まらず、パートナーの上村にまで飛びかかるが、上村は必死に抵抗した。

 怒りに震える鷹木はやりたい放題のガルデニアに掴みかかり、ナックルパートで制裁。パンピングボンバーも狙っていく。しかし、一瞬先に動いたガルデニアは隙を突いて鷹木に近づき、濃厚なディープキスを披露した。意識もうろうとする鷹木を上村は回転エビ固めやかんぬきスープレックスで追い詰め、場内はカウントの大合唱となったが、鷹木は沈まず。上村をバックドロップでぶん投げると、最後はパンピングボンバーで何とか3カウントを奪い取った。

 キス攻撃を受けて、吐き気に襲われた鷹木は「こんなに後味の悪い勝利、記憶にないよ。気持ちわりい。しかも、俺だけ長くねえか? 20〜30秒キスしただろ、あいつ。舌も入ってたしよ。ふざけんなよ」と激怒。その矛先は2・1札幌で対戦する後藤に向けられた。「これも全てNEVER無差別級チャンピオン・後藤洋央紀、お前のせいだよ。全てお前のせいだ」と完全に逆ギレし、「2・1札幌、俺とのタイトルマッチで負けたら、ドゥルセは髪切りマッチをやりたいらしいから…後藤! お前がドゥルセと髪切りマッチをやれよ」と荒武者に無理難題を要求していた。

 とにもかくにも『FANTASTICA MANIA』は今日で終幕。鷹木は悪夢を振り払い、後藤との決戦に臨む。

【鷹木の話】「気持ちわりい…。こんなに後味の悪い勝利、記憶にないよ。気持ちわりい。しかも、俺だけ長くねえか? 20〜30秒キスしただろ、あいつ。舌も入ってたしよ。ふざけんなよ。これも全て! NEVER無差別級チャンピオン・後藤洋央紀、お前のせいだよ。全てお前のせいだ。おい、面白えじゃねえか。2・1札幌、俺とのタイトルマッチで負けたら、ドゥルセは髪切りマッチをやりたいらしいから…後藤! お前がドゥルセと髪切りマッチをやれよ。そうだな、俺もここまでやられたら黙ってらんねえから、NEVER無差別級のベルトを獲った暁には、ドゥルセと非公式でやってやるよ、非公式で。メキシコでいいじゃねえか、メキシコで。二度と日本に来れねえようにボコボコにしてやるからな」

【EVILの話】「最悪だ。コノヤロー」

【BUSHIの話】「もう正直、このFANTASTICA MANIAはドゥルセと遊びすぎたし、構いすぎたよ。まあ、次にあいつがいつ来るのか知らないけど、次に同じリングで絡む機会があったら、またお構いなく遊ばせてもらうよ。それと、次のシリーズ、このNEVER無差別級6人タッグのベルトを懸けて初防衛戦が待ってんだ。この後楽園ホールでそれを楽しみにしてるよ。エンセリオ、マジで!」

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