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1/21【NOAH】原田痛恨の足踏み まさかの2戦連続フルタイムで突破黄信号

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』アクロス福岡(博多)(2020年1月21日)
Dブロック公式戦 △仁王vs原田大輔△

 博多大会のセミファイナルに据えられた原田と仁王によるジュニアリーグ戦Dブロック公式戦は、ともに決め手を欠いてフルタイムドロー。原田は初戦に続くまさかの“2戦連続フルタイム"で痛恨の足踏みとなった。

 初戦ドローの原田と、初戦黒星の仁王。後がない両雄によるサバイバルマッチは、ともに序盤から互いの頭部や首を攻め合うねちっこい展開に。両者好機を迎えても、原田は片山ジャーマン、仁王は超舞踏(カンクーントルネード)をともに防がれて決定機を作り出せない。

 20分を過ぎたところで猛攻に出たのは仁王。エプロンサイドのDDT発射に成功するや、WARスペシャル、みちのくドライバー2、そして胴締めスリーパー…と攻めに攻め立てて原田を絞め落としにかかる。原田から力が抜けたところで、仁王変身後は封印していたストゥーカ・スプラッシュを投下したが、3カウントには至らない。

 逆に原田もニーアッパーからのローリングエルボーで巻き返し、カウンターのボディエルボーをことごとく当ててターンオーバーニーも発射。そのまま片山ジャーマンでフィニッシュを狙おうとしたところで、無情にも時間切れのゴングが打ち鳴らされた。

 両者にとって勝ち点1を分け合う痛恨のフルタイムドロー。仁王はブロック突破が絶望的となり、初戦の田中戦に続いて、まさかの“2戦連続フルタイム"となった原田も、労多くして益の少ない、痛すぎる足踏みとなった。原田が率いるRATEL'Sも、この日の公式戦ではタダスケ、YO-HEYが相次いで敗れ、好調なSTINGER勢とは対象的な苦境となっている。

【仁王の話】「勝てなかったら意味がない。結果は1点もらえただけ。原田にも、RATEL'Sにも、ファンの皆さんにも、メディアの皆さんにも、会社の皆さんにも、ノアの人にも…誰もこれじゃ勝てない」

プロ格 情報局